ステルスゲームの仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 05:10 UTC 版)
「ステルスゲーム」の記事における「ステルスゲームの仕組み」の解説
敵は、通常、プレイヤーキャラクターの存在に気付いていない状態である。敵には「視界」が存在し、その視界に入らなければ、敵にぎりぎりまで接近したり、脇をすり抜けることができる。敵に気づかれていない状態で攻撃を与えることで敵に致命傷を与えることをゲームの機軸にした物も多い。さらに敵は視界を持つだけでなく音に反応したり、プレイヤーの存在の形跡を発見し警戒を強めたりと、五感と知能を駆使した行動をとる。 より進化したステルスゲームにおいては、敵が実在の人間がとるであろう反応、挙動を忠実に再現できるようになりつつある。隠れていれば攻撃にさらされず、敵を一撃で倒すこともできるという大きなアドバンテージを得る代わりに、敵にプレイヤーの存在が発見された場合、苦しい戦いを迫られるというリスクが存在する場合が多い。発見された時点でゲームオーバー、という厳しいモードもある。 敵は複数いる場合が多く、多くの敵をいかにかいくぐり、目的を達成するかという、戦略性が問われるものでもある。一方で、たとえ発覚しても普通のアクションゲームと同様に戦えるものも多い。発覚した状態と未発覚の状態の両方がある総合的なアクションゲームといえる。「ステルス」という要素はこのように、ゲームの中心にすえる事もできるが、ゲーム性の幅を広げる要素としても有効である(たとえばFPSの一人プレイモードで、敵が自分に気付かなければ攻撃されない、など)。
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