スティス・トンプソンとは? わかりやすく解説

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スティス・トンプソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 09:02 UTC 版)

スティス・トンプソン(Stith Thompson、1885年3月7日 - 1976年1月10日) は、アメリカ合衆国民話学者。スティース・トンプソン等とも表記される。


補注

  1. ^ キトレッジ教授は、"The Blue Band"と称しているが、これはヨーロッパの類話のことで、もとはカール・ミューレンホフ英語版編(1845年)の第XI話「 Der blaue Band」として発表された、ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州ディトマルシェン英語版マルネ英語版からの採集話である。カナダ原住民の原話は、プライニー・アール・ゴダード英語版が『Chipewyan Texts』 (1912年) において編訳する "The Boy who became Strong"である。北ドイツ民話については、ベンジャミン・ソープの英訳(1853年) "The Blue Riband"がある。
  2. ^ 『民話の型目録』とも。
  3. ^ 本書は未訳なので『民間文芸のモチーフ索引』は仮訳として稲田の『ハンドブック』にみえるが[8]、同書には"トンプソンのモチーフ・インデックス"ともあり[11]、なお「の」抜きで"民間文芸モチーフ索引"と稲田浩二ほか編の『日本昔話事典』、1975年に表記される[12]

出典

  1. ^ 堀 1971年、302頁。
  2. ^ Thompson 1996, p. 307=Thompson 1994, "Distinguished Service 1953-1955", p. 34
  3. ^ Richmond 1957
  4. ^ Dundes, Alan (1966). “The American concept of folklore”. Journal of the Folklore Institute 3.3: 240. https://books.google.co.jp/books?id=BFgsAAAAMAAJ&redir_esc=y&hl=ja. (pp. 226-249)
  5. ^ Richmond 1957
  6. ^ a b c d e f 山下 1977年、(書評)「トンプソン著; 荒木・石原訳『民間説話』」、267–269頁。
  7. ^ 樋口 2011年、51–55頁。
  8. ^ a b 稲田 & 稲田 2001年、243頁。
  9. ^ 樋口 2011年、55頁。
  10. ^ 稲田 & 稲田 2001年、243頁等が"民間文芸のモチーフ索引"の邦題を充てている。
  11. ^ 稲田 & 稲田 2001年、74頁。
  12. ^ 宮田登「老人と子供」について」『民族學研究』第46巻第4号、日本民族学会(現・日本文化人類学会)、427頁、1982年。doi:10.14890/minkennewseries.46.4_426https://doi.org/10.14890/minkennewseries.46.4_426 
  13. ^ 堀 1971年、348頁。
  14. ^ Dorson 1977, p. 4
  15. ^ Warren 1976, p. 145
  16. ^ 堀 1971}年、333頁。


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