スターリングサイクル
スターリングサイクルは、2つの等温変化と2つの等容変化からなる可逆サイクルで、あり、再生器(蓄熱器)を介して連結された2つの作動室内の作動媒体が、ディスプレーサーおよびパワーピストンの動きにより移動し、等温圧縮(断熱圧縮後に冷却器で初期温度まで冷却)、再生器と加熱器による等容加熱、等温膨張(断熱膨張後に加熱器で最高温度まで、加熱)、そして再生器と冷却器による等容冷却が行われる。ディスプレーサーとパワーピストンが不連続に動く場合には理想サイクルが実現するが、現実のエンジンでは菱形駆動機構によりディスプレーサーとパワーピストンを連動させたり、復動機関方式をとるため角の丸いサイクル線図を描く。
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