スターの登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 00:18 UTC 版)
「ルーニー・テューンズ」の記事における「スターの登場」の解説
ボスコの権利を失って以降、スターの不在が続いたルーニー・テューンズだが、フリッツ・フレリングが監督したメリー・メロディーズ作品『楽しい母親参観』(1935年、原題:I Haven't Got a Hat)に吃音の豚ポーキー・ピッグが初登場し、『Gold Diggers of '49』(1936年)を経て、一躍ルーニー・テューンズの花形スターとなり、作品的にも、後にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された、『Porky in Wackyland』(1938年)[後に『幻のドードーを探せ』(1949年、原題:Dough for the Do-Do)としてカラーリメイク化]などの傑作が生まれた。しかし彼の栄光も長くは続かなかった。新たなスターダフィー・ダックが登場したのだ。『Porky's Duck Hunt』(1937年)にて初登場した彼は、今までにない狂ったキャラクターで観客を虜にした。以後、ポーキーが主役を張る事は少なくなったものの、ダフィーのパートナーとしてキャラクターを発展させていく事になる。1940年にはルーニー・テューンズの顔であるバッグス・バニーが『野生のバニー』(原題:A Wild Hare)にて初登場し、以後も記憶に残るルーニー・テューンズスターのデビューが続いた。
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