ジャンク品の欠点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:19 UTC 版)
「ジャンク品 (パーソナルコンピュータ)」の記事における「ジャンク品の欠点」の解説
販売されているそのままの状態では正常に利用できない可能性が高い。 消費者がジャンク品に関する約束ごとを知らずに安易に購入し、その結果、後に色々なトラブルを起こす可能性がある。特に、ジャンクであるにも関わらず動作、動作保証を期待する購入者が多い。 専門知識のない一般人から見ると単なる粗大ゴミでしかないため、家人とトラブルとなる場合がある。 消耗部品の寿命や故障時の修理代金、あるいは廃棄にかかる費用を考えた場合、実質的にペイしない場合がある。 試験にて故障品と判明しているものをジャンク品(動作未確認)と偽り、販売することによって処分コストの回避及び利益を得る悪質な業者が存在する(主にインターネット通販、インターネットオークションにそのような業者やユーザーが散見されるが、この場合は故障品という事実を隠して販売のため景品表示法に触れる恐れがある)。 品物自体が適切ではない手段によって流通しているものがある。それらの中にはデータが完全に消去されておらず、データが残っていたりする場合もあり、実例として2019年12月には神奈川県庁で利用されていたHDDが不適切な処理を辿った結果、インターネットオークション経由にて27テラバイトにも及ぶ大量の個人情報流出を引き起こしたことが発覚、該当業者と契約している各都道府県庁や防衛庁が調査に乗り出す事態に発展した。
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