ジャマイカ代表チームとの契約トラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 16:25 UTC 版)
「下町ボブスレーネットワークプロジェクト」の記事における「ジャマイカ代表チームとの契約トラブル」の解説
2016年7月、ジャマイカボブスレー・スケルトン連盟と2018年平昌オリンピックで下町ボブスレーを使用する契約を締結していた(調印は大使館でおこなわれている)。 しかし、2017年12月にドイツで行われたワールドカップに輸送トラブルで届かなかったことから、ジャマイカボブスレー代表チーム(英語版)は急遽、ラトビア製のそりを使用、これで好成績を収めた。これをきっかけに、下町ボブスレーの性能への改善要求が出されたが、折り合いが付かず、ジャマイカチームはラトビア製のそりの使用を続けることになった。 2018年2月5日、ジャマイカ代表チームは下町ボブスレーを平昌オリンピックで使用しないことを伝えた。これに対し、平昌オリンピックで下町ボブスレーを使用しなかった場合、プロジェクトは契約不履行としてジャマイカ側に損害賠償請求を行うと表明した。 プロジェクトから既に資金難のジャマイカボブスレー連盟に対して資金援助をしている経緯もあり、実際に賠償請求をおこなっても資金の回収が困難であることはプロジェクト側も認めている。2017年04月26日に開催された「下町ボブスレーオリンピック方針説明会」では駐日ジャマイカ アリコック大使が参加していた経緯もあるため賠償請求には外交上の問題も発生する。
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