ジャウル邸
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「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の記事における「ジャウル邸」の解説
ジャウル邸 (Maisons Jaoul, Neuilly-sur-Seine, 1951) は、1951年から1955年にかけてフランスのヌイイ=シュル=セーヌに建設された邸宅である。依頼者であるジャウル一家とその父のための2世帯住宅だが、その特徴はレンガ積みの重厚な壁を持っている点で、開放的な印象を与える「空中の箱」を実現したサヴォア邸とは対極に位置している。この表現について建築家の中には、モダニズム建築以前への退行ではないかとするなど、批判を投げかける者たちもいた。窓も水平連続窓とは異なり、不規則に開けられている。その窓にはそれぞれ板扉が付いており、それら全てを閉ざすことで光を遮断し、外部と隔絶した闇を作り出すことが出来る。この内部の闇に窓を通じて適宜光を導入すれば、居住空間を切り開いていける一方で、閉ざせば何時でも闇に戻れるという形で、空間的な想像力を駆使している点が特徴的である。 2009年の推薦時には「個人邸宅」に分類されていた。
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