ジプロピルペルスルフィド
ジプロピルジスルフィド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/09 07:25 UTC 版)
ジプロピルジスルフィド Dipropyl disulfide[1] |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 629-19-6 |
特性 | |
化学式 | C6H14S2 |
モル質量 | 150.31 g mol−1 |
外観 | 無色ないし薄い黄色の液体 |
匂い | 強いタマネギ臭、ニンニク臭 |
融点 | -86℃ |
沸点 | 195℃ |
水への溶解度 | 難溶 |
有機溶媒への溶解度 | エタノール、アセトンに可溶。 |
危険性 | |
引火点 | 64℃ |
関連する物質 | |
関連するジスルフィド類 | ジメチルジスルフィド ジエチルジスルフィド ジアリルジスルフィド ジフェニルジスルフィド アリルプロピルジスルフィド |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ジプロピルジスルフィド(英: Dipropyl disulfide )は、ジスルフィドにプロピル基が結合した有機硫黄化合物である。化学式は(CH3CH2CH2)2S2で表される。
生成
生のタマネギの主要な匂い成分であり[2]、長ネギにも含まれる[3]。アルキルシステインスルホキシドが、リアーゼにより分解されて生じる。興奮・発汗・利尿や、消化液の分泌に効果があるとされる[4]。
脚注
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