ジェルメーヌ・クルルとは? わかりやすく解説

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ジェルメーヌ・クルル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/24 23:24 UTC 版)

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ジェルメーヌ・クルル(Germaine Krull, 1897年11月29日 - 1985年7月31日)は、ドイツ出身の女性写真家。主として第二次世界大戦前に、ドイツ、オランダフランスなどで活動した。

略歴

ドイツ帝国ポーゼン管区英語版ヴィルダ(現在のポーランドポズナンヴィルダ地区英語版)にて、ドイツ人の両親の間に生まれた。ドイツで写真を始め、オランダを経由して、パリに至る。

1927年、パリにて、写真集『Métal』を、フロラン・フェル (Florent Fels) のテキストにより刊行した。この作品集は、機械や近代的建造物(橋、エッフェル塔など)を対象とした作品集で、新即物主義に影響を受けつつ、徹底した機械の美学を写真により表現した、その時期を代表する記念碑的な作品集である。1930年代の日本の写真雑誌『光畫』にもその作品の一部が紹介され、堀野正雄らに、強い影響を与えたと考えられる。

なお、クルルは「機械」ばかりを撮影していたわけではなく、都市写真人物写真も残している。

1985年7月31日、ヴェツラールで死去。87歳没。

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