シンガポール地下鉄C751B形電車とは? わかりやすく解説

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シンガポール地下鉄C751B形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/24 02:04 UTC 版)

シンガポール地下鉄C751B形電車
ユーノス駅に停車中のC751B
編成 6両 (4M2T)
営業最高速度 80 km/h
設計最高速度 90 km/h
起動加速度 3.6 km/h/s
減速度 3.6 km/h/s(常用最大)
4.7 km/h/s(非常)
編成定員 1920
車両定員 320
全長 23,830 mm
全幅 3,200 mm
全高 3,693 mm
編成質量 226t
車両質量 35t(付随車
39t(電動車
軌間 1,435 mm
電気方式 直流750v(第三軌条方式
編成出力 2240 kW
主電動機 富士電機かご形三相誘導電動機
MLR109 140 kW/基
駆動装置 WNドライブ
制御装置 富士電機VVVFインバータ制御IGBT素子
各電動車415 kVA x2基 (1C2M・ベクトル制御)
台車 ボルスタレス台車
制動方式 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
保安装置 ATCATP
製造初年 2000年
製造メーカー 川崎重工日本車輌
C751B電動車の内装

シンガポール地下鉄C751B形電車(シンガポールちかてつC751Bがたでんしゃ)はシンガポール地下鉄(MRT)の通勤形電車である。

概要

本車両は川崎重工が66両、日本車輌が60両製造した。2000年から2001年にかけて計126両が納入された。現在東西線南北線で運用されている。

外装

C751B形と未更新のC151形などの今までの車両との大きな違いは、形と色である。形は先頭車両の前面が傾き、流線型になり、発光ダイオードで列車番号が表示されるようになった。色は全体的に白をベースにし、窓の部分は黒いラインで、窓の下は赤いラインが引かれている。また、さらにその下は灰色になった。しかし、これらの車体の色はC151形の更新済車両と非常によく似ている。

内装

客用扉は両開き片側4扉、外吊扉で戸袋窓は無い。扉部分など車体中央にスタンションポールがある。座席はプラスチック製のロングシートである。車内案内表示器は設置されていないが、車内放送は自動化されている。車体はアルミ製のダブルスキン構造となっている。1車両に対して6台の液晶画面が装備された。

編成

通常は2M1Tの3両のユニット2つで6編成で運用されておりTc - M - Mc - Mc - M - Tcとなっている。付番は4桁の数字でされており、千の位が号車番号で3は必ず付随車に充てられている。その他はユニット番号になっている。333番ユニットと334番ユニットの編成の場合、3333 - 1333 - 2333 - 2334 - 1334 - 3334となる。ユニットを組むときに奇数のユニットの方が数字が小さくなる。

性能諸元

括弧内は中間電動車

  • 全長 - 23,830mm(22,800mm)
  • 全高 - 3,693mm(3,983mm)
  • 全幅 - 3,200mm
  • 自重 - 35.0t(39.0t)
  • 定員 - 320人、座席は50人
  • 制御装置 - IGBT-VVVF
  • 最高速度 - 90km/h

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