シンガポール地下鉄C651形電車とは? わかりやすく解説

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シンガポール地下鉄C651形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/09 08:23 UTC 版)

シンガポール地下鉄C651形電車
シンガポール地下鉄C651形電車
基本情報
製造所 シーメンス
主要諸元
編成 114
軌間 1,435 mm
電気方式 直流750v
最高運転速度 80 km/h
設計最高速度 90 km/h
編成定員 1920
車両定員 372
車両重量 35t
全長 23,000 mm
全幅 3,200 mm
全高 3,700 mm
制御装置 シーメンスGTO素子VVVFインバーター制御
保安装置 ATP (鉄道)
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内装

シンガポール地下鉄C651形電車(シンガポールちかてつC651がたでんしゃ)は、かつてシンガポールMRTで運用されている通勤型電車である。

概要

シンガポール地下鉄C151形電車の車体をベースに、MRT初のVVVFインバーター制御の電車として、1993年1994年シーメンスにより製造され、1994年から東西線南北線で運行が開始された。

車体はアルミ製で、C151形とほぼ同じであるが、車体色はのストライプが入っている。

制御装置は、シーメンス製のGTO素子VVVFインバーターが使用されている。シーメンス製のGTO-VVVFではあるが、磁励音は、登場時の京急2100形電車JR東日本E501系電車京急新1000形電車初期車のような、ドレミファ音ではなく、日立製GTO-VVVFのような音である。

内装は、更新前のC151形と類似していて、ドア間にプラスチック製の9人がけロングシートがあり、車端部には2人がけロングシートがある。

2010年から更新工事が行われた。

2016年から2018年にかけて中期改修更新が行われる予定であったが中止となった。

R151系の導入により2020年9月に203-204編成が運用を離脱し置換えが進められた。2024年11月27日に237-238編成を最後に本系列は形式消滅した。[1]

脚注

  1. ^ Loh, Mark (2024年12月1日). “Singapore’s 2nd-gen Siemens C651 have retired on Nov 27, 2024; first entered passenger service in 1995” (英語). SGTrains. 2024年12月2日閲覧。

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