シワスアオバ【シワスアオバ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9661号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | イタリアンライグラス | |
登録品種の名称及びその読み | シワスアオバ よみ:シワスアオバ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山口県 | |
品種登録者の住所 | 山口県山口市滝町1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小田俊光、横畠吉彦、松岡秀道、牛見哲也、藤原健、芦沢宏之、小橋健、林克江 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ミナミワセ」より選抜して育成された固定品種であり、稈長は極短、茎の太さは極細、飼料向きの極早生品種である。草型は中間~直立、初期草丈及び春期草丈はかなり高である。稈長は極短、茎の太さは極細、葉身長は極短、葉幅は極狭である。穂長は極短、穂数及び小穂数は極少、1000粒重は中、芒の有無と長さはかなり短である。耐寒性及び耐雪性は極不良、生育期間は極短、出穂期は極早生、春播性は極高、再生は極不良、冠さび病抵抗性は強である。「ミナミアオバ」及び「サクラワセ」と比較して、稈長及び葉身長が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和60年に山口県農業試験場(山口市)において、「ミナミワセ」から選抜した(山育78号)を母材とし、集団選抜と母系選抜を繰り返し、最終選抜した185個体から個体別に採種した種子を等量混合して育成した固定品種である。平成3年から特性検定、系統適応性検定等の試験を行い、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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