シロハラコビトウとは? わかりやすく解説

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シロハラコビトウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 06:23 UTC 版)

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シロハラコビトウ
シロハラコビトウ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペリカン目 Pelecaniformes
: ウ科 Phalacrocoracidae
: Phalacrocorax
: シロハラコビトウ
P. melanoleucos
学名
Phalacrocorax melanoleucos
Vieillot, 1817
和名
シロハラコビトウ
英名
Little Pied Cormorant
シロハラコビトウの生息域

シロハラコビトウ(白腹小人鵜、学名:Phalacrocorax melanoleucos)は、ペリカン目Sibley分類ではコウノトリ目に属する)・ウ科に分類される鳥類の一種。フランスルイ・ジャン・ピエール・ヴィエイヨーによって命名された。マオリ語では「Kawaupaka」と呼ばれている。鵜飼いに使われる鵜としても知られる。

形態

体長は56~58cmで、ウの仲間としては小型。背と翼の上面は光沢のある黒色。頬と腹は白色。くちばしは黄色。

亜種によって若干異なる。

分布

オーストラリア大陸ニュージーランドインドネシアパプアニューギニアなどに分布する。日本には迷鳥として飛来することがある。

分類

本種はPhalacrocorax属としてウ科の仲間に分類されることが多いが、分子生物学的解析の結果から、Microcarbo属として扱うことを主張している研究者もいる。ちなみにMicrocarboとは、ラテン語のMicro(小さい)とcarbo(黒い)をあわせた属名である。

また、生息域が異なる以下の3亜種が知られている。

P. m. melanoleucos : ニュージーランドなどを除く地域に生息。
P. m. brevicauda Mayr 1931ソロモン諸島レンネル島固有種
P. m. brevirostris Gould 1837 : ニュージーランドや亜南極諸島に生息。

画像





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