シルバーサイズ (原子力潜水艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シルバーサイズ (原子力潜水艦)の意味・解説 

シルバーサイズ (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 06:04 UTC 版)

艦歴
発注: 1968年6月25日
起工: 1969年10月13日
進水: 1971年6月4日
就役: 1972年5月5日
退役: 1994年7月21日
除籍: 1994年8月2日
その後: 原子力艦再利用プログラム
性能諸元
排水量: 基準:4,159トン
全長: 90.8 m (298 ft)
全幅: 9.7 m (32 ft)
吃水: 8.8 m (29 ft)
機関: S5W reactor
最大速: 25 ノット
乗員: 士官14名、兵員95名
兵装: 21インチ魚雷発射管4基
モットー: Veni Vidi Vici

シルバーサイズ (USS Silversides, SSN-679) は、アメリカ海軍原子力潜水艦スタージョン級原子力潜水艦の30番艦。艦名はペヘレイに因む。その名を持つ艦としてはガトー級潜水艦25番艦(SS/AGSS-236)以来2隻目。

艦歴

シルバーサイズの建造は1968年6月25日にコネチカット州グロトンジェネラル・ダイナミクスエレクトリック・ボート社に発注される。1969年10月13日に起工し、1971年6月4日にジョン・チェイフィー海軍長官夫人によって命名、進水し、1972年5月5日に艦長ジョン・E・アラン中佐の指揮下就役した。

大西洋およびカリブ海での整調後、シルバーサイズはサウスカロライナ州チャールストンを母港とし、大西洋で作戦活動に就く。

シルバーサイズは1977年1月にノーフォーク海軍造船所乾ドック入りし、母港もノーフォークへ変更した。

1984年の秋にシルバーサイズは母港のノーフォークを出港し、11月後半にピュージェット・サウンド海軍工廠で燃料交換オーバーホールに入る。作業は1986年8月に完了し、同年末に母港のバージニア州ノーフォークに帰還した。

1989年秋にシルバーサイズは北極で浮上した。北極海から太平洋に向かい、太平洋艦隊の演習に参加、ハワイカリフォルニア州を訪問した後パナマ運河を通過しノーフォークに帰還した。シルバーサイズは北アメリカ大陸を周航した2隻目の潜水艦となる。1994年中頃にシルバーサイズは母港をノーフォークから真珠湾へ変更した。

シルバーサイズは1994年7月21日に退役し、1994年8月2日に除籍された。その後ワシントン州ブレマートン原子力艦再利用プログラムの下2000年10月1日に解体が始まり、2001年10月1日に作業は完了した。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シルバーサイズ (原子力潜水艦)」の関連用語

シルバーサイズ (原子力潜水艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シルバーサイズ (原子力潜水艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシルバーサイズ (原子力潜水艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS