シルディーン王家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 15:10 UTC 版)
ゼオルディス・フィラル・ド・シルディーン シルディーン王家の王子であるが、その存在は隠されていた。ティルナードの後見人の子供をそそのかして、彼をいじめさせていた張本人。「図書館の幽霊」と呼ばれている。 額から頬にかけ右目を通って斜めに走る傷跡が特徴で、明るい口調で人の触れられたくない部分にあえて触れようとすることから人からあまりいい印象を持たれない。その言動からはいいようも知れない不気味さが感じられ、実姉のエルティーナからは「怪物」と呼ばれている。 アリシアとは怪奇小説が好きという点で意気投合しており、彼女に「ゼオ」という愛称で呼ぶように求めるなどしている。また、カシュヴァーンを「自分に似ている」といい「友達」と言っているが、カシュヴァーンからは嫌われている。 その出生には謎が多く、触れてはならない禁忌とされている。 仮装舞踏会の後、父とイーダルを殺害し、シルディーン王国第十三代国王となった。 ランドレイ・フィラル・ド・シルディーン シルディーン国の国王。臆病者で疑い深く、永遠の命を得るために錬金術師を傍に置いていたこともある。しかしその錬金術師は「翼の祈り」が仕組んだもので、暗殺されかける。甚だ役立たずな王ではあるが、自分の地位を脅かす者の動きには敏感。 様々な恐怖に脅かされ続けた結果、精神を病んでしまう。しかしそれら全てゼオルディスやイーダルが仕組んだもの。最終的には息子であるゼオルディスに殺される。
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