シュペル アター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 03:05 UTC 版)
「スネクマ アター」の記事における「シュペル アター」の解説
1955年、フランス政府は最高速度M3.0で飛行する計画を開始した。スネクマはエンジンの研究を開始した。当初は既存のアター101の圧縮機の設計で構成したが、高温での運転に対応するために全ての軽合金を鋼に置き換えた。これと同様に初期の試作機に似た空冷式のタービンを使用した。このM.26 エンジンは1957年5月に運転され、アフターバーナーを使用せずに推力47,00kN(10,364lbf)を発揮した。さらに強化されたM.28は1958年9月に運転され、推力52,00kN(11,466lbf)を発揮した。 この作業によりアフターバーナーを使用して推力85,00kNのシュペルアターの設計がもたらされた。この派生型同様に可動式静翼を含み産業界に広く導入された。計画では試験機であるグリフォンIIIが製造されたが、それ以上の進展はなかったので1960年にスネクマはシュペルアターの開発を終了した。
※この「シュペル アター」の解説は、「スネクマ アター」の解説の一部です。
「シュペル アター」を含む「スネクマ アター」の記事については、「スネクマ アター」の概要を参照ください。
- シュペル アターのページへのリンク