シュウォブ邸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 03:29 UTC 版)
「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の記事における「シュウォブ邸」の解説
シュウォブ邸 (Maison Schwob, La Chaux-de-Fonds, Suisse, 1916)は、スイスのラ・ショー=ド=フォンに建てられた初期の建築の一つである。依頼者のシュウォブは、地元の富裕な時計製造業者であった。北側のファサードを飾る大きな四角形のパネルが印象的な住宅であり、どことなくビザンティン建築などを思わせることから、地元ではヴィラ・トゥルク(トルコ人の家)の愛称でも呼ばれる。建設費が見積もりの2倍に達したことで訴訟になり、故郷を離れた一因になったとも言われるが、後年ル・コルビュジエはシュウォブ邸について、ヨーロッパにおけるコンクリート作りの別荘建築として、初期の部類に属する誇らしい建築として扱っている。2009年の推薦時には「個人邸宅」に分類されていた。
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