シデシャジンとは? わかりやすく解説

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しで‐しゃじん【四手参】

読み方:しでしゃじん

キキョウ科多年草山地自生する。高さ0.6〜1メートル夏から秋紫色の花を総状に開く。花びら四手思わせる


四手沙参

読み方:シデシャジン(shideshajin)

キキョウ科多年草

学名 Asyneuma japonicum


シデシャジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 16:45 UTC 版)

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シデシャジン
福島県会津地方 2011年8月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asterdiae
: キキョウ目 Campanulales
: キキョウ科 Campanulaceae
: シデシャジン属 Asyneuma
: シデシャジン A. japonicum
学名
Asyneuma japonicum (Miq.) Briq.
シノニム

Phyteuma japonicum Miq.

和名
シデシャジン(四手沙参)

シデシャジン(四手沙参、学名:Asyneuma japonicum)はキキョウ科シデシャジン属の多年草

特徴

根茎は横にはう。は直立し、高さは50-100cmになり、全体に粗い毛が散生する。は互生し、茎の下部につく葉には葉柄があるが、上部にいくにしたがって無柄になる。葉身は長さ5-10cmになり、卵形から長楕円形で、先端はとがり基部はくさび形、縁には不規則な鋸歯がある。

花期は7-8月。は、茎頂と上部の葉腋に総状花序につく。花冠は青紫色で基部まで5深裂し、裂片は長さ10-15mm、幅1-2mmの線形で、平開し先端は反り返る。雄蘂は5本で花冠裂片よりごく短い。花柱は花冠裂片と同じ長さであり、花冠裂片が平開し反り返っているため長く突出してみえる。柱頭は3裂する。果実蒴果で、径5-6mmの扁球形となる。

和名の由来は、花冠裂片の細裂のようすを神前に供える四手にたとえたもの。

分布と生育環境

日本では、本州および九州に分布し、山地に生育する。世界では、朝鮮、中国東北部、アムール、ウスリーに分布する。

参考文献



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