システムの作動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 09:10 UTC 版)
「車両異常挙動検知システム」の記事における「システムの作動」の解説
車両の車端下部には、曙ブレーキ工業製の車両挙動監視装置が搭載されており、把握している脱線時等の車両挙動最小値と通常時の車両挙動最大値の間で、列車が脱線・転覆・衝突した際にシステムが作動する加速度が設定されている。その加速度以下の車両挙動では検知してもシステムは作動しないが、列車が脱線・転覆・衝突した時に、その加速度以上の車体上下加速度(脱線)、車体左右加速度(転覆)、車体前後加速度(衝突)の車両挙動を検知した場合にはシステムが作動して、TE装置を自動的に作動させ、非常ブレーキの動作、同時に半径 1km圏内にいる列車に対して防護無線の発信、パンタグラフ降下、警笛の吹鳴、信号炎管の点火が自動的に行われる。
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