シオガマザクラとは? わかりやすく解説

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しおがま‐ざくら〔しほがま‐〕【塩×竈桜】

読み方:しおがまざくら

サトザクラ園芸品種。花は八重咲き淡紅色


塩竃桜

読み方:シオガマザクラ(shiogamazakura)

一種

季節

分類 植物


シオガマザクラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/14 02:05 UTC 版)

シオガマザクラ
鹽竈神社のシオガマザクラ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
: サクラ属 Prunus
学名
Cerasus serrulata ‘Shiogama’[1]
和名
シオガマ(塩竈/鹽竈)

シオガマザクラ(新字体:塩竈桜、正字体:鹽竈櫻、慣用形:鹽竃桜。学名:Cerasus serrulata ‘Shiogama’[1])は、サクラの一種であり、宮城県塩竈市の木でもある[2]

鹽竈神社境内にある31本が「鹽竈神社の塩竈ザクラ」の名称で国の天然記念物に指定されている。花は八重で花の色は薄桃色。

鹽竈神社の鹽竈ザクラ

サトザクラ系のシオガマザクラは花弁が約40片からなる大輪の八重ザクラである。その歴史は古く、堀河天皇御製に「鹽竃櫻」と見あることから、平安時代には品種として成立していたものと考えられている。古くから著名なサクラとして昭和15年(1940年)には国の天然記念物に指定された。

その後高齢木のため枯死したため、昭和34年(1959年)に天然記念物の指定が解除された。しかし枯死直前に鹽竈神社の庭師である松木操により接木がされ、京都のサクラ研究家である佐野藤右衛門の指導を受けて「塩竈桜保存会」が苗木を育成した。

保存会の努力により育った苗木は、鹽竈神社境内に54本植えられ、このうち31本が昭和62年(1987年)12月17日に国の天然記念物として再指定された[3]

補注

塩竈桜紋

出典

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参考文献

  • 加藤陸奥雄他編『日本の天然記念物』、講談社、1995年3月20日 第1刷 414、417ページ ISBN 4-06-180589-4

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