ザ・ヒットパレード (ラジオ番組)とは? わかりやすく解説

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ザ・ヒットパレード (ラジオ番組)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 16:21 UTC 版)

ザ・ヒットパレード
ジャンル 音楽ランキング番組/
電話リクエスト番組
放送方式 生放送
(録音放送の場合もあり)
放送期間 1979年10月8日 - 2000年3月24日
放送時間 下記参照
ネットワーク JRN
ラジオ関西
ラジオ大阪
パーソナリティ 小川哲哉
松宮一彦
エド山口
関根勤
小堺一機
山口良一
斉藤清六
生島ヒロシ
朝岡聡
小島一慶
武方直己ほか
テーマ曲 スペクトラム
ミーチャン GOING TO THE HOIKUEN
提供 ロッテリア
特記事項:
ナイターレインコート版のみ、
朝日放送と、
毎日放送にも交互ネット。
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ザ・ヒットパレード』は、1979年10月8日2000年3月24日[1]まで放送されていたTBSラジオ(旧・東京放送ラジオ部門)のラジオ番組

概要

歌謡曲ランキングをテーマに扱う番組で、メインパーソナリティーは初回からの小川哲哉が務めた。主にナイターのシーズンオフ期に放送された。また、シーズン中の雨傘番組として放送されたことも一時期あった。基本的には関東地方を対象とするローカル番組として放送されたが、その他の番組はJRN系列他にも配信されていた(曜日によっては地方局向けに裏送りバージョンが制作されていた)。放送初期に当たる『毎日がベストテン』『毎日が電話リクエスト』『まんてん電リクランド』『毎日がベストテン NOW BEST3』では、大手ファストフードチェーンロッテリアが単独協賛スポンサーを務めた。なお、キー局のTBSラジオでの初期番組スポンサーはロッテリア以外の複数社だった。 またオープニングでは初回から最終回まで小川哲哉のキャッチで「毎日がベスト・テン!!」のコールでスタートしていた。

後番組は『e-NITE』。なお、フジテレビ制作のテレビ番組『ザ・ヒットパレード』は、番組名は同じだが当番組とは何の関連性も持たない。

番組の変遷

ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン

  • (月曜)ニューミュージックベストテン
  • (火曜)有線放送ベストテン(後の『週間有線カウントダウン』)
  • (水曜)ヤングアイドルベストテン
  • (木曜)演歌ベストテン
  • (金曜)週間総合ベストテン
パーソナリティ
  • 小川哲哉(初回から1984年度までの月曜から金曜までの全日を担当。1985年~1986年3月までは月~木を担当。)
  • 小堺一機(1985年度のみ、金曜)
オープニングテーマ
放送時間
  • 1979年度:平日20:30〜21:30 (この当時は「近田春夫コーナー」「今週の歌」「芸能情報」などのコーナーが存在)
  • 1980年度:平日19:00〜20:00 (この当時は「エミ子の長いつきあい」を内包)
  • 1981年度:平日21:00〜21:40
  • 1982年度〜1985年度:平日19:00〜19:55 (これ以降1985年度まで平日18時台〜19時台のワイド番組「小川哲哉のぶっちぎりラジオ」内で放送)

ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン/あの歌をもう一度

1986年度〜1988年度のナイターオフ期間の19:00〜20:55に放送。『毎日がベストテン』は19時台、『あの歌をもう一度』は20時台。
『あの歌をもう一度』は以下のジャンルごとに放送。

  • 『アイドルプレイバック』(1986年度・月曜 → 1987年度・水曜)
  • 『想い出のキャンパスミュージック』(火曜)
  • 『ポップスグラフィティ』(1986年度・水曜 → 1987年度・月曜)
  • 『演歌アダルト歌謡大全集』(木曜)
  • 『映画音楽 ムードミュージック大全集』(金曜)
パーソナリティ
  • 1986年度
  • 1987年度
  • 1988年度
    • 『毎日がベストテン』
    • 『あの歌をもう一度』
      • 鈴木順(月曜)
      • 林美雄(火曜・木曜)
      • 宮内鎮雄(水曜・金曜)

ザ・ヒットパレード あの歌をもう一度

1989年度のナイターオフ期間の平日19:00〜20:55に放送

パーソナリティ
  • 林正浩(月曜・火曜)
  • 小島一慶(水曜・木曜)
  • 金曜は林、小島が隔週で出演

ザ・ヒットパレード(無印 1990年度)

1990年度ナイターオフ期間の19:00〜20:00に放送

パーソナリティ

ザ・ヒットパレード 花の歌謡ランキング/歌謡エバーグリーン

1991年度のナイターオフ期間の19:00〜20:55に放送(前年度まで続いた「ゴールデン・ワイド」の後継枠)
『花の歌謡ランキング』は19時台、『歌謡エバーグリーン』は20時台。

パーソナリティ
オープニングテーマ
CMフィラー

ザ・ヒットパレード 歌謡エバーグリーン

1992年度・1993年のナイターオフ期間の19:00〜20:55に放送

パーソナリティ
  • 1992年度
  • 1993年度
    • 戸崎貴広(月曜)
    • 林正浩(火曜・水曜)
    • 向井政生(木曜)
    • 松宮一彦(金曜)※この年度、金曜日は20時まで。20:00〜20:55は同じ松宮パーソナリティの『サーフ&スノウ』を放送。

ザ・ヒットパレード ベストソングブック

1994年度のナイターオフ19:00〜21:00に放送

パーソナリティ

ザ・ヒットパレード(無印 1995年度)

1995年度ナイターオフ期間の19:00〜20:00に放送

パーソナリティ

ザ・スーパーヒットパレード

1996年度のナイターオフ19:00〜21:00に放送

パーソナリティ

ザ・ヒットパレード(無印 1997年度 - 1999年度)

1997年度〜1999年度のナイターオフ20:00〜22:00に放送。1996年度より1時間繰り下がる。

パーソナリティ
  • 1997年度
  • 1998年度
    • 小島一慶(火曜〜金曜)
    • (火曜「週刊有線カウントダウン」、水曜「バック・トゥ・ジ・イヤー」、木曜「ヒットメーカーグラフィティ」、金曜「スーパー電話リクエスト」)
  • 1999年度
    • 小島一慶(火曜「週刊有線カウントダウン」、木曜「ヒットメーカーグラフィティアゲイン」)
    • 朝岡聡(水曜「エバーグリーンミュージック」)
    • 浦口直樹(金曜「スーパー電話リクエスト」)

ザ・ヒットパレード 週刊有線カウントダウン

パーソナリティ
  • 小島一慶

有線放送会社のキャンシステムが行うリクエストチャートを紹介していた。後に「ザ・ヒットパレード」の冠を外した上で2000年9月まで継続された。詳しくは当該項を参照。ザ・ヒットパレード時代の末期には武方直己アナ(当時)も担当した事があった。

上記ワイド枠以外の「ザ・ヒットパレード」

ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン NOW BEST3

北海道放送東北放送中部日本放送ラジオ関西(後に関西地区はラジオ大阪にもネット)、中国放送RKB毎日放送などの地方局向けに制作された10分番組。

前身番組は同じくロッテリア協賛の『ロッテリア ホット ホット ヒット』(パーソナリティ・鈴木ヒロミツ、後に浜田省吾)。

『NOW BEST3』としての放送は1986年9月で終了し、同10月より『杉山清貴のロッテリア・サウンドウェーブ』がスタート(1989年4月まで)。

パーソナリティ

松宮(るんるんナイト ワオ!)、エド(エド山口のまんてんワイド)、所(進め!おもしろバホバホ隊)はいずれも当時の夜ワイド番組のパーソナリティ。

  • 小川哲哉(1981年4月~1982年9月)
  • 松宮一彦(1982年10月~1983年9月)
  • エド山口(1983年10月~1984年9月)
  • 所ジョージ(1984年10月~1986年9月)

夜ワイド番組枠 (21時以降) 内コーナーの「ザ・ヒットパレード」

ザ・ヒットパレード 毎日が電話リクエスト

1982年10月~1983年10月、「るんるんナイト ワオ!」枠内に放送。

パーソナリティ

ザ・ヒットパレード まんてん電リクランド

1983年10月~1984年10月、「エド山口のまんてんワイド」枠内に放送。ロッテリア提供の「ザ・ヒットパレード」シリーズは最後[注釈 1]。後継番組の「進め!おもしろバホバホ隊」ではロッテリアは引き続き提供。

パーソナリティ

雨傘番組としての「ザ・ヒットパレード」

ザ・ヒットパレードスペシャル 小川哲哉の歌謡曲で全力投球!

1982年度〜1983年度のナイターレインコート番組として、JRN系列でオンエア。放送は火曜日〜木曜日と土曜日・日曜日。関西では朝日放送経由。のちのプロ野球ネットワークに当たる。[注釈 2]

パーソナリティ
  • 小川哲哉

ザ・ヒットパレードスペシャル 生島ヒロシの歌謡曲で大盛況!

同じ年のナイターレインコート番組としてJRN系列でオンエア。放送は月曜・金曜。当番組の場合、関西では毎日放送経由。のちのプロ野球東西南北に当たる[注釈 2]

パーソナリティ

脚注

注釈

  1. ^ ただし、地方局向けの裏送りバージョン(NOW BEST3)は引き続きロッテリアの提供で1986年まで放送[2]
  2. ^ a b 大阪府においては、現在も2局が変則クロスネット加盟している関係で月・金曜はMBS、それ以外の曜日(2010年以後の土・日は一部デーゲームのみ)をABCがJRNナイターを担当しているため、放送する趣旨・内容は一緒であるが、出演者とタイトルをABC・MBSのそれぞれに配慮するためあえて変えてある。これはのちの「ナイターミュージックライブラリー/ランド」、および前座(最終の2017年は3時間)枠の「プロ野球東西南北/ネットワーク」(いづれもタイトルは前者は月曜、金曜、後者は他曜日)でも同様である。またABC・MBSでは当番組の本編はネットしておらず、前述のラジオ関西→ラジオ大阪で10分版を放送していた。

出典

  1. ^ 『TBS50年史』資料編 P177
  2. ^ 参考URL: https://jocr.jp/wp/wp-content/uploads/2017/03/1986timetable.jpg

関連項目

TBSラジオJRN系) 火〜金曜20時台のナイターシーズンオフ番組
前番組 番組名 次番組
ザ・ヒットパレード



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