ザ・ハートブレイカーズ結成
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「トム・ペティ」の記事における「ザ・ハートブレイカーズ結成」の解説
マッドクラッチ時代の盟友であったマイク・キャンベル(ギター)とベンモント・テンチ(キーボード)に、ロン・ブレア(ベース)とスタン・リンチ(ドラムス)を加えた編成の「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」として、1976年にデビュー・アルバム『アメリカン・ガール』(Tom Petty & The Heartbreakers)を発表した。 デビュー当時はアメリカでは人気が得られなかったが、ニルス・ロフグレン(英語版)のイギリス・ツアーでオープニングアクトを務めるとイギリスで人気が高まり、1977年6月にはデビュー・アルバムが全英アルバムチャートで24位に達した。1978年にはアメリカでもデビュー作がBillboard 200で55位を記録して、セカンド・アルバム『ユア・ゴナ・ゲット・イット!』は23位に達した。 1979年発表のサード・アルバム『破壊』(Damn the Torpedoes)は全米2位の大ヒットを記録。同アルバムは2020年に米誌『ローリングストーン』が発表した「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 | 2020年改訂版」において231位に選出された 。 1981年、マイク・キャンベルと共作した「嘆きの天使」(Stop Draggin' My Heart Around)をスティーヴィー・ニックスのアルバム『麗しのベラ・ドンナ』に提供し、ペティとザ・ハートブレイカーズはレコーディングにも参加。この曲はシングルとして全米3位を記録した。なお、この年にはペティとザ・ハートブレイカーズはデル・シャノンのアルバム『Get Down & Get Me』のレコーディングにも参加しペティはプロデュースも担当する。 1986年、ザ・ハートブレイカーズと共にボブ・ディランのバック・バンドとして活動。1987年、アラン・ルドルフの監督映画『メイド・イン・ヘブン』に出演。 1988年、ディラン、ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ロイ・オービソンと共に「トラヴェリング・ウィルベリーズ」を結成し、オービソンのアルバム『ミステリー・ガール』のレコーディングにも参加。
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