ザ・ウェストランダー
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「トラベルトレイン」の記事における「ザ・ウェストランダー」の解説
ザ・ウェストランダー (The Westlander) は、ブリスベン - チャールビル間の777kmの区間をメイン線・ウェスタン線経由で週2往復が運行されている。所要時間は16時間45分-17時間である。座席種別は、ファーストクラスの2人用個室寝台、エコノミークラスの3人用個室寝台、エコノミークラスの座席がある。売店で飲食物を買うことができる。 ザ・ウェストランダーは1950年代前半にエアコン付きの鉄製の新しい客車が導入された。1954年8月24日にはブリスベン - チャールビル - カナマラ間の972kmの区間およびブリスベン - チャールビル - クイルピー間の998kmの区間で運行が開始され、ブリスベン - チャールビル間は併結されていた。チャールビル駅で分割併合されたがカナマラ駅方面の線路とクイルピー駅方面の線路とはチャールビル駅より21km先のウェストゲート駅で分岐する。クイルピー発着便は「Flying Flea」という愛称で呼ばれ、客車2両と機関車と車掌車と電源車で構成されていた。カナマラ駅を午前9時に出発するとブリスベンには翌日の昼飯時に到着した。カナマラ駅方面の路線は制限速度が30mph (48km/h) であったが道路の質が悪かったため鉄道が好まれた。1957年までは貨車も連結されていて最大16両編成であった。チャールビル駅より先の区間の旅客営業は1994年に廃止され、その後はチャールビル駅で当列車に接続する代替バスがチャールビル - カナマラ間およびチャールビル - クイルピー間で運行されている。 停車駅(2009年4月5日現在) ローマ・ストリート駅(ブリスベン) - コリンダ駅 - イプスウィッチ駅 - ローズウッド駅 - レイドリー駅 - ガットン駅 - ヘリドン駅 - トゥーンバ駅 - オーキー駅 - ドルビー駅 - チンチラ駅 - マイルズ駅 - Yuleba - Wallumbilla - ローマ駅 - Mitchell - Morven - チャールビル駅
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