ザブングル グラフィティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 06:38 UTC 版)
「戦闘メカ ザブングル」の記事における「ザブングル グラフィティ」の解説
1983年7月9日に公開された、テレビ版を編集して新作カットを加えた劇場版。配給は松竹、併映は高橋良輔監督の『ドキュメント 太陽の牙ダグラム』、『チョロQダグラム』。 当初から併映前提で制作され、上映時間が90分以内という制約があったため、主要な物語を詰め込む総集編とせず、楽屋落ちを織り込んだ回想形式の作品となった。セル塗りを途中で止め、あえて動画を直接撮影したシーンに、「これが動撮だ! 間に合わないとこうなっちゃう」とテロップが入れられた部分があった。 ラストはエルチとジロンを中心に皆が走る所までは一緒だが、死亡したと思われたアーサー・ランクが登場し、失明したエルチに対して治療を申し出るというものになっている。この改変について、富野は「誰も死なない作品」とするとの決定の元に制作されたこともあり、「TV版でのアーサーの死とエルチの失明が作品全体のムードに対して、後味の悪い物として、心に引っかかっていたため」とコメントしている。
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