サン・フランシスコ聖堂・修道院
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「キトの市街」の記事における「サン・フランシスコ聖堂・修道院」の解説
フランシスコ会修道院は1535年に建設され、これは同じ年から建設が始まったサン・フランシスコ聖堂とともに、南アメリカ大陸最古のカトリックの宗教建造物である。修道院は南アメリカで「もっとも威厳のある教会建築」ともいわれる。 付属のサン・フランシスコ聖堂の建設を手がけたのはフランドル出身のホドコ・リッケで、かれはフランシスコ会士だった。内部に安置された十二使徒像はカスピカラ(インディオの彫刻家)の手になるものである。 付属するインディオのための教育機関は、神学と美術の学校となった。この工芸学校は南米最初のもので、南米美術の一派であり、大きな影響力を持った「キト派」を生み出したことで知られている。 サン・フランシスコ教会・修道院 夜のファサード
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