サンドイッチ (歌手グループ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/30 23:20 UTC 版)
サンドイッチは、テレビ朝日系のバラエティ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!』から誕生した男性2人、女性1人から構成される3人組の企画ユニットである。
登場背景・メンバー・命名
サンドイッチの結成前、メイン司会の萩本欽一は、充電期間として半年間、真屋順子と共に番組を一時降板していた。萩本と真屋が復帰した1985年10月、『欽ちゃんのどこまでやるの!』のリニューアルで、3人の子供たちを新キャストとした。
サンドイッチは、その新キャストで4代目の「かなえ」となった女優の鳥居かほり、「かなえ」の夫役になった小堺一機、そして「ほんとのアナウンサー」の当時テレビ朝日のアナウンサーの藤井暁の3人で結成された。
グループ名の由来は、男性2人の小堺と藤井をパン、紅一点の鳥居を具に例える事で、サンドイッチとなった。この番組共演が縁となり、1988年に鳥居と藤井は結婚(1999年に離婚)。
音楽活動
シングル・アルバム各1枚ずつフォーライフ・レコードより発売された。
「想い出して下さい」 | ||||
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サンドイッチ の シングル | ||||
初出アルバム『サンドイッチのどこまでやるの』 | ||||
B面 | みんなで歌おう欽どこ カラオケ集 | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・レコード 7K-205 |
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ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | フォーライフ・ウイング | |||
作詞・作曲 | 作詞:中村ブン 作曲:三木たかし | |||
チャート最高順位 | ||||
サンドイッチ シングル 年表 | ||||
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シングル
解説
これまで使用されたわらべの楽曲に続き、番組のエンディングで使われた。
別途作られた全編アニメーションのMVとは別に、番組内のセットでメンバーが終始ミュージカルの様な振付で歌い、特に2番のサビ部分では手を組んで廻りながら歌唱した。
B面は歴代のエンディング曲のオリジナル・カラオケが収録された。それに伴い販売されたレコードは、A面とB面で回転速度が異なり、A面が45rpm、B面が33 1/3rpmとなっている。またA面の最後には、応募特典の抽選を発表する声が入っており、「あたり」が出ると、ディスクジャケットの歌詞面掲載に印刷されている応募券を葉書に貼り応募できるものであった。『ザ・ベストテン』や『ザ・トップテン』にも3人で出演した。
発売後
1990年(平成2年)度からの教育出版から出版された中学3年生向けの音楽の教科書に「想い出して下さい」が掲載された[2][3][4]。
レコチョクで配信(規格:AAC 128/320kbps)されている[5]。
収録曲
A面
B面
『サンドイッチのどこまでやるの』 | ||||
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サンドイッチ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
レーベル | フォーライフ・ウイング | |||
サンドイッチ アルバム 年表 | ||||
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アルバム
1986年1月1日に「想い出してください」を含む7曲入りアルバム『サンドイッチのどこまでやるの』が発売された。規格品番:LP / 7K-205、CD / 25K-6。
収録曲
A面
B面
- 明日またハッピーエンド
- 作詞:小林和子、作曲:佐藤健、編曲:船山基紀
- ヤンヤ節
- 作詞・作曲:たきのえいじ、編曲:椎名和夫
- 想い出して下さい
- Bye-Bye(Inst.)
- 作曲・編曲:船山基紀
その他収録アルバム
- 「欽ちゃんのどこまでやるの」(1986年1月18日、フォーライフ・レコード、CD / 35KD-29)- わらべの数曲とともに、「想い出して下さい」「ヤンヤ節」「明日またハッピーエンド」「Htsujiよりあなた」を収録。レコチョクで配信(規格:AAC 128/320kbps)されている[6]。
- 「(欽)スーパーヒット」(CT / 28C-80)- 「想い出して下さい」収録。
- 「GOLDEN☆BEST~欽(まるきん)スーパーヒット~」(2004年10月20日、フォーライフ・レコード、CD / FLCF4028)- 「想い出して下さい」収録。
絵本
- 講談社のテレビ絵本 かずきくんとかなえちゃん
- (1) うたのえほん 想い出して下さい - ISBN 4061042491
- (2) かなえちゃんのぼうけん - ISBN 978-4-06-104250-6
脚注
出典
- ^ オリコン・シングル・チャートブック(完全版):1968 - 2010』オリコン・エンタテインメント、2012年2月、146頁。ISBN 978-4-87131-088-8。
- ^ 『歌い継がれる名曲案内 音楽教科書掲載作品10000』日本アソシエイツ、2011年、489-490頁、711頁。ISBN 978-4816922916。
- ^ “中村 ブン|有限会社ナオプラン”. naoplan.co.jp. 2025年4月30日閲覧。
- ^ “こぶしdeねっと / 中村ブン [プロフィール]”. www.teichiku.co.jp. 2025年4月30日閲覧。
- ^ “わらべ・サンドイッチ「サンドイッチ - 想い出して下さい」の楽曲(シングル)・歌詞ページ|1011579171|レコチョク”. 2025年5月1日閲覧。
- ^ “わらべ・サンドイッチ『欽ちゃんのどこまでやるの』のアルバムページ|2000586992|レコチョク”. 2025年5月1日閲覧。
関連項目
「サンドイッチ (歌手グループ)」の例文・使い方・用例・文例
- 「昼食は何にします」「サンドイッチで結構です」
- 手持ちのパンがたくさんあるのでサンドイッチが作れますよ
- 皿にサンドイッチを山盛りにした
- 彼女は子供たちにサンドイッチを詰めてあげた
- サンドイッチの包み
- ローストビーフサンドイッチ
- サンドイッチ食堂
- サンドイッチをどうぞ
- 私はいつも昼食にはサンドイッチに新鮮な果物を添えて食べている
- パストラミのサンドイッチを作った。
- 私はシャルキュトリでサンドイッチを買った。
- マギーおばちゃんは私たちが食べきれないほどのサンドイッチを作ってくれた。
- 私はおやつにいくつかのサンドイッチを食べました。
- 次の日、パン屋へ行くと店員に昨日のサンドイッチはおいしかったか聞かれた。
- 私はサンドイッチを作っていました。
- このサンドイッチには、沢山のサプリメントが入っている。
- 私はあなたが作ったサンドイッチが美味しかったこと覚えています。
- 彼女はそのサンドイッチを既に食べてしまった。
- あなたはどのサンドイッチが食べたいですか?
- 母はサンドイッチを紙に包んでくれた。
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