サンドイッチ形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 01:13 UTC 版)
「マルコによる福音書」の記事における「サンドイッチ形式」の解説
5:21-43では、まず21-24でヤイロの娘の話があった後、25-34で話題がイエスの服に触れる長血の話に転じてから、35-43でヤイロの娘の話の結末が語られる。このように一つの話をふたつに分割して、間に別の話を挿入するサンドイッチ形式(A1-B-A2)をマルコは好んでおり、福音書全体で約9回現われる。 《イエスの家族、ベルゼブル論争》3:20-35 《種まく者の譬、譬話論》4:1-20 《ヤイロの娘と長血の女の癒し》5:21-43 《十二人の派遣、洗礼者ヨハネの死》6:7-30 《いちじくの木の呪い、神殿商人に対する攻撃》11:12-21 《イエス逮捕の陰謀、ベタニア塗油》14:1-11 《最後の晩餐、ペテロの裏切りの予告》14:17-31 《大祭司の裁判、ペテロの否認》14:53-72 《ガリラヤから共に来た女たち、イエスの埋葬》15:40-16:8
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