サントラ_(曲)とは? わかりやすく解説

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サントラ (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 04:43 UTC 版)

サントラ
Creepy Nuts × 菅田将暉楽曲
収録アルバム かつて天才だった俺たちへ
リリース 2020年7月1日
規格 デジタル・ダウンロード
録音 Sony Music Studios Tokyo
NK SOUND TOKYO
ジャンル ヒップホップラップ[1]
時間 4分10秒
レーベル クリーパーズ
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
作詞者 R-指定
作曲者 DJ松永
Creepy Nuts 年表
  • オトナ
  • (2020年)
  • サントラ
  • (2020年)
  • バレる!
  • (2021年)
菅田将暉 年表
  • サントラ
  • (2020年)
ミュージックビデオ
「サントラ」 - YouTube

サントラ」は、Creepy Nuts菅田将暉による楽曲。2020年7月1日に配信リリースされた[2]

制作

コラボレーションに至るまでの発端は、2019年8月に放送された菅田将暉がパーソナリティーを務める「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)にCreepy Nutsがゲスト出演したことである。この放送でDJ松永が菅田に楽曲提供したいとアピールをし、これを受け菅田は「「今夜はブギー・バック」のような曲に挑戦したい」と返答。番組の中でコラボレーションする事を明言していた[3]。その後、本人同士で打ち合わせを複数回行い、楽曲制作が行われた[4]

2020年6月22日放送された「菅田将暉のオールナイトニッポン」内で菅田本人からコラボレーション曲が完成したことを発表し、6月23日に放送された「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」の番組内にて、サントラの楽曲の一部がオンエアされた[2][注 1]。翌週6月29日放送の「菅田将暉のオールナイトニッポン」ではフルで楽曲が公開された[5][注 2]

タイトル・楽曲内容

タイトルの「サントラ」は作曲と編曲を行ったDJ松永によって付けられた。歌詞に関してR-指定は菅田との会話をメモした物を基に書いていき、自身の音楽を作る仕事と菅田の俳優という仕事の2つを対比するような歌詞を書いていったという。サビは菅田がメインで歌っているが、サビも菅田が歌うと想定したものをR-指定が作詞した。作曲・編曲をしたDJ松永は"笑わせる仕事"という歌詞に合わせ、iPhoneのボイスメモでレコーディング時に盗聴した菅田の笑い声を入れ込んでいる[4][6][7]

菅田から今夜ブギー・バックのような曲に挑戦したいとの事で制作されたが、これはあくまで構図の話だったという。Creepy Nutsの音源作品にラッパーを含め他のボーカルが参加するのは初めてのことである[注 3]。菅田とのコラボレーションはチート的な組み合わせだったとR-指定は語っており、要らない色眼鏡で見られることも想定し制作したという[8]

ミュージック・ビデオ

サントラ
監督:林響太朗
ニッポン放送のラジオブースで撮影された。
配信後の2020年7月23日、YouTubeで公開された[9]

収録内容

音楽配信
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「サントラ」 R-指定 DJ松永
合計時間:

チャート

オリコンのデイリーデジタルシングル(単曲)ランキング(2020年07月01日付)では1位を獲得している[10]

チャート(2020年) 最高
順位
オリコン週間 デジタルシングルランキング (オリコン[11] 7
Billboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”2020年7月13日付(Billboard JAPAN[12] 8
Billboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”2020年7月13日付(Billboard JAPAN)[13] 62

テレビ出演

2020年9月4日放送のミュージックステーションテレビ朝日)にCreepy Nuts × 菅田将暉として出演し、サントラを歌唱した[14][15]。Creepy Nutsはこの曲でミュージックステーション初出演となった[16][注 4]

番組名 日付 放送局 演奏曲
ミュージックステーション [17] 2020年9月4日 テレビ朝日 サントラ

タイアップ

サントラ
日本テレビ系『スッキリ』7月テーマソング[18]
AbemaTV水溜りボンドの青春動画荘』主題歌

収録アルバム

収録アルバム 楽曲 曲順
Creepy Nuts/かつて天才だった俺たちへ[19] サントラ
ライブDVD盤
5
ラジオ盤
10

脚注

注釈

  1. ^ この放送に菅田がゲスト出演している。
  2. ^ この放送にCreepy Nutsがゲスト出演している。
  3. ^ Creepy Nutsが客演として参加したものは除く。
  4. ^ R-指定はDungeon Monstersの一員として過去に出演している。

出典

  1. ^ Creepy Nuts × 菅田将暉の「サントラ - Single」をApple Musicで”. iTunes. 2020年7月6日閲覧。
  2. ^ a b “Creepy Nuts×菅田将暉、コラボレーション楽曲“サントラ”7月1日配信リリース決定 - TOWER RECORDS ONLINE”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード株式会社). (2020年6月24日). https://tower.jp/article/news/2020/06/24/tg002 2020年7月6日閲覧。 
  3. ^ “菅田将暉×Creepy Nuts、コラボ曲完成&初OA決定”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2020年6月23日). https://www.barks.jp/news/?id=1000184550 2020年7月6日閲覧。 
  4. ^ a b “Creepy Nuts、数々の苦難を乗り越えて菅田将暉との1年越しのコラボ楽曲が完成! (2020年6月30日) - エキサイトニュース”. エキサイトニュース (エキサイト株式会社). (2020年6月30日). https://www.excite.co.jp/news/article/AllNightNippon_231610/ 2020年7月6日閲覧。 
  5. ^ “菅田将暉&Creepy Nutsのコラボ楽曲「サントラ」 『菅田ANN』でフル解禁 三四郎・相田の楽曲も初公開|ORICON NEWS”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2020年6月30日). https://www.oricon.co.jp/news/2165778/full/ 2020年7月6日閲覧。 
  6. ^ “菅田将暉「そんなとこが…」と驚き!Creepy Nutsコラボ曲『サントラ』に隠された"技"がヤバイ”. COCONUTS (合同会社BizNews). (2020年6月30日). https://coconutsjapan.com/entertainment/sudamasaki-creepynuts-djmatsunaga/38582/ 2020年7月6日閲覧。 
  7. ^ Creepy Nuts『Creepy Nuts『かつて天才だった俺たちへ』リリース!「めっちゃええのができたなって思います」【前編】 (3/3)』(インタビュアー:ヤコウリュウジ)、株式会社KADOKAWA、2020年8月26日https://thetv.jp/news/detail/241649/p3/2020年9月5日閲覧 
  8. ^ Creepy Nuts『Creepy Nuts「かつて天才だった俺たちへ」インタビュー|現在進行形で作る俺たちの武勇伝 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー』(インタビュアー:高木“JET”晋一郎)、株式会社ナターシャ、2020年8月26日https://natalie.mu/music/pp/creepynuts032020年9月5日閲覧 
  9. ^ “Creepy Nutsと菅田将暉のコラボ曲MV完成、ニッポン放送ラジオブースで撮影(動画あり) - 音楽ナタリー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年7月23日). https://amp.natalie.mu/music/news/388948 2020年7月24日閲覧。 
  10. ^ オリコンデイリー デジタルシングル(単曲)ランキング 2020年07月01日付”. ORICN NEWS. 2020年7月6日閲覧。
  11. ^ オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2020年06月29日~2020年07月05日”. ORICON NEWS. 2020年7月9日閲覧。
  12. ^ “【ビルボード】嵐「Face Down : Reborn」がDLソング首位浮上、NiziUは初登場2位”. Billboard JAPAN. (2020年7月8日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/89807/2 2020年7月9日閲覧。 
  13. ^ “【ビルボード】NiziU「Make you happy」再生数1,100万回超えでストリーミング首位デビュー BLACKPINKが5位に浮上”. Billboard JAPAN. (2020年7月8日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/89816/2 2020年7月9日閲覧。 
  14. ^ “テレ朝POST » Creepy Nuts×菅田将暉、『Mステ』でTV初パフォーマンス!DJ松永「地元の友人に自慢できます」”. テレ朝POST (テレビ朝日). (2020年9月4日). https://post.tv-asahi.co.jp/post-128662/ 2020年9月4日閲覧。 
  15. ^ 出演者ラインナップ|ミュージックステーション|テレビ朝日”. テレビ朝日. 2020年9月4日閲覧。
  16. ^ “Creepy Nutsが『ミュージックステーション』に初出演、初の武道館ライブを前に改めて足跡を辿る”. SPICE (株式会社イープラス). (2020年9月4日). https://spice.eplus.jp/articles/274974 2020年9月4日閲覧。 
  17. ^ “CreepyNuts×菅田将暉がTV初パフォーマンス「冷静と情熱のバランスが難しい」”. ORICON NEWS (株式会社オリコン). (2020年9月4日). https://www.oricon.co.jp/news/2171113/full/ 2021年1月11日閲覧。 
  18. ^ “Creepy Nutsと菅田将暉による、注目のコラボレーション楽曲「サントラ」が本日配信解禁!”. ジェイタメ (ジェイプレス社). (2020年7月1日). https://jtame.jp/entertainment-2/28639/ 2020年7月6日閲覧。 
  19. ^ “Creepy Nutsアルバム「かつて天才だった俺たちへ」発売、ラジオイベント収録した映像作品も - 音楽ナタリー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年7月1日). https://natalie.mu/music/news/385702 2020年7月6日閲覧。 

外部リンク

サントラ - 歌ネット


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