サンダーVが業界に与えた影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/07 06:26 UTC 版)
「サンダーV」の記事における「サンダーVが業界に与えた影響」の解説
当時サンダーVが業界として初めて採用した登場予告や絵柄等はその後他機種や他メーカーでも追随し採用され広まったことでパチスロのゲーム性が一気に深まった。当時初めて採用したものは以下の通り。 3連絵柄 登場した当時はボーナス絵柄のみであったがその後CT機や大量獲得機、AT機などの登場で3連絵柄はボーナス絵柄だけにとどまらず小役や払い出しのないブランク絵柄にまで採用されるようになった。また山佐が発売したカンフーレディーの「チーパオ絵柄」ように3つリールで一つの絵柄を形成するものまで登場した。 リールのフラッシュ(閃光、消灯)演出 厳密にいえばリールフラッシュ等の演出を初めて採用したのはサンダーVではない。それまではボーナスの告知システムやボーナスが揃った時の演出としてリールがフラッシュする事はあった。しかし通常時の演出としてリールのフラッシュを採用したのはサンダーVが最初である。その後、リールのフラッシュはほとんどのメーカーで採用されリールフラッシュを使っての前兆システムの採用などゲーム性が飛躍的にアップした。またフラッシュで文字が描けるようにまで発展した。(例としてバーサスのユニバフラッシュ、山佐やアリストクラートのように社名を描く、交響詩篇エウレカセブンなどのように機種名を描く) レバーON時の予告音 今では普通に使われているレバーON時の予告音であるが最初に導入したのはサンダーVである。サンダーVは一種類のみであったがその後複数の予告音の搭載や音声の搭載、ドット画面や液晶画面とを絡めた演出に発展する事でゲーム性が飛躍的にアップした「ゼロ確」(レバーON時に確定)というパチスロ用語までできた。また後継機サンダーV2ではカスタマイズ機能を使いユーザーが自身で予告音を振り分けることができた。
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