サポート終了・ソースコードの流出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:50 UTC 版)
「System Shock 2」の記事における「サポート終了・ソースコードの流出」の解説
2000年ごろに開発元・販売元による技術サポートが終了したことで、残されたバグと最新のオペレーティングシステム・ハードウェア環境への非対応は徐々に深刻な問題になっていった。技術的サポートの欠如を補うべく、一部のファンはMod(改造データ)制作コミュニティで積極的に活動を始め、アップデートし続けた。Modの例として、「System Shock 2 Rebirth」と呼ばれるグラフィック強化Modは、ローポリゴンの3Dモデルの多くを高品質なものに置き換える。「Shock Texture Upgrade Project」というModはテクスチャーの解像度を向上させる。 アップデートされたマップ作成ツールもユーザーコミュニティにより公開されている。2009年にはDark Engineのソースコードがルッキンググラス・スタジオの元従業員(当時アイドスに勤務)の所有物の中から発見された。2010年4月下旬、「ドリームキャスト・トーク」というインターネットフォーラムの利用者の1人は、自身が購入したドリームキャストのソフトウェア開発キットを分解し、その中からDark Engineのソースコードを発見した。2012年には『System Shock 2』と、Dark Engineで開発されたほかのゲームをアップデートするいくつかの非公式パッチが公開された。
※この「サポート終了・ソースコードの流出」の解説は、「System Shock 2」の解説の一部です。
「サポート終了・ソースコードの流出」を含む「System Shock 2」の記事については、「System Shock 2」の概要を参照ください。
- サポート終了・ソースコードの流出のページへのリンク