サポートされる DRAM 規格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 03:12 UTC 版)
「AMD K10」の記事における「サポートされる DRAM 規格」の解説
K8 ファミリーは、SDRAMのレイテンシに敏感であることが知られている。設計上、オンダイメモリコントローラ(CPUに統合されている)を用いてレイテンシを最小化することによりパフォーマンスを獲得しているためである。外部モジュールでレイテンシが増加すると、この特性を打ち消してしまうことになる。DDR2 RAM はこれまでの DDR RAM に対して多少レイテンシを増加させている。なぜならDRAMはもともと内部的には外部のデータクロック周波数の1/4で動作しており、DDRでは1/2であるのだが、DDR2 のコマンドクロックが DDR やそのほかのレイテンシを削減する機能(たとえば追加レイテンシ)に対して 2 倍になったため、CAS レイテンシのみに基づく共通の比較では十分ではない。たとえば、DDR2 SDRAMを用いるSocket AM2プロセッサはDDR-400 SDRAMを用いるSocket 939プロセッサと同様の性能を示すことが知られている。K10プロセッサは DDR2-1066 (1066MHz)までのDDR2 SDRAMをサポートする。
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