サウナルームでの火災
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 14:48 UTC 版)
1983年8月29日、0時35分ごろ、川崎港から細島港へ向かって足摺岬の沖合を航行中だった本船は、船底中央の男子サウナルームから出火したため細島港へ引き返した。操舵室の火災警報器が作動したため乗組員が船底デッキに行ったところサウナルームから黒煙が上がっており、デッキを密閉し注水し約2時間後に消し止め男子大浴場・脱衣所など60平方メートルを全焼。出火当時サウナルームに乗客はおらず乗客207人を上部デッキへ誘導し怪我人はなく121台の積載車両にも被害はなかった。出火原因はサウナルームの電熱ヒーターのサーモスタット故障による過熱とみられた。
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