サイコフレームの封印と継続使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 02:35 UTC 版)
「サイコフレーム」の記事における「サイコフレームの封印と継続使用」の解説
U.C.0097『機動戦士ガンダムNT』 『ラプラスの箱』が開かれ、ニュータイプの存在とその権利に言及した『宇宙世紀憲章』の存在が明かされて一年後、世界の枠組みが大きく変化することはなかった。『ラプラス事変』と呼ばれるU.C.0096年の争乱の最後の戦闘で、人知を超えた力を示した白き一角獣と黒き獅子は封印され人々の意識から遠ざけられ忘れ去られようとしていた。 一方、水面下ではミネバ・ラオ・ザビ一党はユニコーンガンダム1号機、地球連邦軍は2号機というそれぞれが保有する「シンギュラリティ・ワン」を提出。双方の監査人立ち会いのもとに解体・封印し、サイコフレーム研究、製造も禁止する協定を結んでいた。 この協定は、ジオン共和国(サイド3)軍大尉であるゾルタン・アッカネンが存在について指摘するレベルで周知されているが、実際には極秘裏にサイコフレームの研究が継続されたのだった。このためU.C.0097時点で既に、複数の組織が「協定違反」を承知でサイコフレームを搭載した機体・新技術を戦場に登場させている。特にルオ商会は民間企業でありながら、秘密裏にフル・サイコフレーム素体、及びハル・ユニットの予備パーツをまとめて蒐集していた上に他組織への横流しまで行っており、事態は混乱し続けた。
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