ゴム索発航
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 03:20 UTC 版)
ゴム索発航はグライダー草創期の方法であるが、緩やかな斜面の丘の頂上から強い風に向かって発航させるときには、時として現在でも利用されることがある。ゴム索は何条ものゴムバンドの束で、「バンジー(Bungee)」とも呼ばれる。 ゴム索発航では、グライダーの主車輪を小さなコンクリート製の溝の中に入れておき、ゴム索の中央部をウインチ曳航用のフックに掛ける。ゴム索の両端にはそれぞれ3~4人が付き、左右に分かれてやや斜めに引っ張る。ゴム索の張力が充分に高くなったならば、パイロットはブレーキを離し、車輪は溝から飛び出し、グライダーはちょうど離陸できるだけのエネルギーを加えられ、丘から飛び去ることになる。
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