コーンウォリスの決断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/31 08:11 UTC 版)
「アッサンピンク・クリークの戦い」の記事における「コーンウォリスの決断」の解説
トレントンに主力隊と到着したコーンウォリスは、作戦会議を開き、このまま攻撃を続けるべきかどうかを検討した。「もしワシントンが私の考えている通りの一流の将軍なら、明日の朝には彼の軍はもうあそこにいなくなっていますよ」コーンウォリスの主計総監であるウィリアム・アースキンは、こう言って、すぐに一撃をくらわせるように促した。しかしジェームズ・グラントは反対した、そしてアメリカ軍が退却する手段はどこにもなく、イギリス兵も疲弊していることから、休息を取って、翌朝に攻撃を仕掛けるのがいいと主張した。コーンウォリスは朝まで待ちたくはなかったが、暗闇の中に兵を送りだすよりはいいだろうと決断した。コーンウォリスは兵たちに言った、「かの古狐はほぼこちらの手に落ちた、明日の朝やつをしとめる」そしてコーンウォリスは、夜営のために、トレントンの北の丘に軍を移動させた。
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