コンサート・バンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 03:32 UTC 版)
コンサート・バンド(英語: Concert band)は、吹奏楽の形態のひとつであり、比較的大規模な楽団である[1][注釈 1]。
概要
シンフォニック・バンドが80名から100名を超える大程度編成となる楽団であるのに対して、コンサート・バンドはそれに比較して規模が小さく、60名程度で編成されることが多い[1]。その場合、シンフォニック・バンドと比べてクラリネットやフルートなどのパートを担当する奏者が少なくなることが一般的である[1]。また、行進を目的とするマーチング・バンドに対して、単に「ステージ演奏を主とする楽団」の意味でも用いられる[1]。
脚注
注釈
- ^ コンサート・バンド、シンフォニック・バンドに対し、打楽器と金管楽器のみで編成されるのを基本とする楽団がブラス・バンドである。JBCバンドスタディ(2005)p.89
出典
- ^ a b c d JBCバンドスタディ(2005)p.89
参考文献
コンサートバンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:30 UTC 版)
「マーチングバンド」の記事における「コンサートバンド」の解説
一般的な吹奏楽団と同じか、それにかなり近い編成。現在[いつ?]では、ドラム&ビューグルコーと同様の打楽器群が用いられることが多くなっている。木管楽器のうち、ダブルリード属は歩きながらの演奏が困難である事から、省かれることもある。また、フルートとクラリネット属は、効果的な音量を確保するために多人数を要することから、金管楽器とピッコロおよびサックスによる編成のマーチングバンドもある。またクラリネットとダブルリード属は管を水平より下に向けて演奏せざるを得ない事から、(管を上に上げられる他の楽器と一緒では)視覚的統一が出来ないという理由で、この2種の楽器を編成に入れていないマーチングバンドもある。
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