コホート研究である久山町研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:41 UTC 版)
「勝木司馬之助」の記事における「コホート研究である久山町研究」の解説
若い時は、脳橋と呼吸調節中枢や、熊本大学時代は、間脳の臨床を行ったが、九州大学の教授になってから、福岡県糟屋郡久山町における脳血管障害の疫学的研究を始めた。1961年春から全教室員協力のもとに40歳以上の男女全住民を対象として循環器検診から開始した。その際、死亡者の解剖を重視し、1963年以降は剖検率は90%以上を維持、対象者全員を全員追跡するという徹底した疫学的調査が行われた。その結果本研究がこの地域における発症、死亡する脳出血よりも脳梗塞が4倍も多いことを明らかにした。1962年から1969年まで、米国のミネソタ大学のA.B.Baker教授一門との共同研究ともなった。 「コホート研究」も参照
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