コソボ議会とは？わかりやすく解説

議会
議会 ; Kuvendi（アルバニア語）; Скупштина（セルビア語）; Skupština
	第9議会
種類
種類	一院制
役職
議長	ディマル・バシャ（英語版）（自己決定運動）、 ; 2025年8月26日より現職
構成
定数	120
院内勢力	自己決定運動連合 (48) 自己決定運動 (41) ; グホ (6) ; アルテルナティヴァ (1); コソボ民主党 (24); コソボ民主連盟 (20) 少数民族政党 (10) コソボ・トルコ人民主党 (2) ; 統合アッシュカリー党 (1) ; コソボ新民主イニシアチブ (1) ; 自由正義生存党 (1) ; 新民主党 (1) ; コソヴァル・ロマ進歩運動 (1) ; ヴァーカト連合 (1) ; コソボ統一ロマ党 (1) ; 唯一のゴーラ党 (1); セルビア人のリスト (9) コソボ未来同盟連合 (6) コソボ未来同盟 (5) ; 社会民主連合 (1); 社会民主イニシアチブ (3)
任期	4年
選挙
選挙制度	非拘束名簿式比例代表制
前回選挙	2025年2月9日
議事堂
	コソボ、プリシュティナ; 議会議事堂
ウェブサイト
	Kuvendi
憲法
	コソボ憲法

コソボ議会（コソボぎかい、アルバニア語: Kuvendi i Kosovës、セルビア語: Скупштина Косова, Skupština Kosova）は、コソボの立法府。

議長はディマル・バシャ（英語版）（2025年 8月26日就任）で、任期は4年である^[2]。

議院概説

コソボ紛争終結後、1999年に創設された国際連合コソボ暫定行政ミッションによって「暫定的な民主的自治」を実施するため2001年に設置。

2007年の総選挙でコソボ民主党などコソボ独立派が勝利し、翌2008年2月18日に議会の全会一致で独立を議決。独立宣言を行なった。

定数

120人^[3]。うち20人を少数民族枠とし、

選挙制度

非拘束名簿式比例代表制。

直近の選挙結果

2025年 2月6日実施。アルビン・クルティ率いる自己決定運動が得票率42パーセントで第一党となったが、過半数の議席を得る政党はなかった^[4]。

政党名	得票数	得票率	議席獲得数	+/–
自己決定運動	396,787	42.30	48	-10
コソボ民主党	196,474	20.95	24	+5
コソボ民主連盟	171,357	18.27	20	+5
コソボ未来同盟・社会民主イニシアチブ連合	66,256	7.06	8	0
セルビア人のリスト	39,915	4.26	9	-1
家族連合（新コソボ同盟・正義党・LF）	20,023	2.13	0	新
コソボ・トルコ人民主党	4,824	0.51	2	0
コソボ新民主イニシアチブ	4,688	0.50	1	0
新民主党	4,158	0.44	1	0
自由正義生存党	4,139	0.44	1	新
ヴァーカト連合	3,471	0.37	1	0
セルビア民主党	3,271	0.35	0	新
エジプト人自由党	3,251	0.35	1	+1
社会民主連合	3,042	0.32	1	0
統合アッシュカリー党	2,196	0.23	1	+1
コソボ民主アッシュカリー党・LpB	2,056	0.22	0	0
セルビア民族運動	1,846	0.20	0	新
革新トルコ人運動党	1,800	0.19	0	0
唯一のゴーラ党	1,734	0.18	1	0
わたしたちのイニシアチブ	1,553	0.17	0	0
フャラ	899	0.10	0	0
コソボ正義トルコ党	642	0.07	0	0
アルバニア民族戦線党	621	0.07	0	0
民族正義市民イニシアチブ	620	0.07	0	新
コソボ・セルビア人党	462	0.05	0	0
オプレ・ロマ・コソヴァ	384	0.04	0	新
無所属	191	0.02	0	新
無効or白票	28,273	2.93	–	–
合計	966,283	100	120	0
登録有権者数/投票率	2,075,868	46.55	–	–

脚注

^ De facto independent, セルビア共和国の一部として国家承認していない国もある。
^ “コソボ基礎データ”. Ministry of Foreign Affairs of Japan. 日本外務省. 2022年10月16日閲覧。
^ コソヴォ総選挙・他（2007年11月17日）結果コソヴォ議会選挙、井浦伊知郎（アルバニア語言語学者）サイト内より
^ “Kosovo PM's party leading but short of majority, exit poll shows” (英語). BBC (2025年2月10日). 2025年2月10日閲覧。

注釈

外部リンク

Kuvendi（公式サイト）（アルバニア語）

[1] De facto independent, セルビア共和国の一部として国家承認していない国もある。

[2] “コソボ基礎データ”. Ministry of Foreign Affairs of Japan. 日本外務省. 2022年10月16日閲覧。

[3] コソヴォ総選挙・他（2007年11月17日）結果コソヴォ議会選挙、井浦伊知郎（アルバニア語言語学者）サイト内より

[4] “Kosovo PM's party leading but short of majority, exit poll shows” (英語). BBC (2025年2月10日). 2025年2月10日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

表話編歴ヨーロッパの立法府
西ヨーロッパ	オーストリアオランダスイスドイツフランスベルギーモナコリヒテンシュタインルクセンブルク
東ヨーロッパ	ウクライナスロバキアチェコハンガリーブルガリアベラルーシポーランドモルドバルーマニアロシア
南ヨーロッパ	アルバニアアンドライタリア北マケドニアギリシャクロアチアサンマリノスペインスロベニアセルビアバチカンボスニア・ヘルツェゴビナポルトガルマルタモンテネグロ
北ヨーロッパ	アイスランドアイルランドイギリスエストニアスウェーデンデンマークノルウェーフィンランドラトビアリトアニア
その他	沿ドニエストル共和国コソボリベルランド
自治領等	アゾレス諸島オーランド諸島ガーンジージブラルタルジャージースヴァールバル諸島フェロー諸島マン島ヤンマイエン島
各列内は五十音順。バチカンは国際連合非加盟。「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧・独立主張のある地域一覧も参照。国連による世界地理区分によればカザフスタン、キプロス、トルコはヨーロッパに含まれない。ロシアはアジアに分類されることもある。関連カテゴリ：Category:各国の議会

表話編歴各国の一院制立法府
連邦制国家	アラブ首長国連邦イラクセントクリストファー・ネイビスタンザニアベネズエラミクロネシア連邦
単一国家	アイスランドアゼルバイジャンアルバニアアルメニアアンゴラアンドライエメンイスラエルイランウガンダウクライナエクアドルエストニアエリトリアエルサルバドルガーナカーボベルデガイアナカタールガンビア北マケドニアギニアギニアビサウキプロスキューバギリシャキリバスキルギスグアテマラクウェートクロアチアコスタリカコモロサウジアラビアサモアサントメ・プリンシペザンビアサンマリノシエラレオネジブチジョージアシリアシンガポールスウェーデンスリナムスリランカスロバキアセーシェルセネガルセルビアセントビンセント・グレナディーンソロモン諸島大韓民国中央アフリカ中華人民共和国中華民国¹ チュニジア朝鮮民主主義人民共和国ツバルデンマークドミニカ国トルクメニスタントルコトンガナウルニカラグアニジェールニュージーランドノルウェーバチカン市国パナマバヌアツパプアニューギニアハンガリーバングラデシュ東ティモールフィジーフィンランドブルガリアブルキナファソブルネイベトナムベナンペルーボツワナポルトガルホンジュラスマーシャル諸島マラウイマリマルタモーリシャスモーリタニアモザンビークモナコモルディブモルドバモンゴルモンテネグロラオスラトビアリトアニアリビアリヒテンシュタインルクセンブルクレバノン
海外領土・自治領	アゾレス諸島アルバアンギラアメリカ領ヴァージン諸島イギリス領ヴァージン諸島ウェールズウォリス・フツナオーランド諸島ガーンジー北アイルランドキュラソー島グアムグリーンランドケイマン諸島サン・バルテルミー島サンピエール島・ミクロン島サン・マルタンジブラルタルジャージーシント・マールテンスコットランドセントヘレナタークス・カイコス諸島トケラウニューカレドニアピトケアン諸島フェロー諸島フォークランド諸島フランス領ポリネシア香港マカオマデイラ諸島モントセラト
国連非加盟国	アブハジア沿ドニエストル北キプロスクック諸島コソボサハラ・アラブ民主共和国中華民国¹ ニウエパレスチナ南オセチア
関連項目	両院制立法府の一覧 Template:両院制の立法府
¹事実上の一院制関連カテゴリ：Category:一院制議会

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