コスモパーク加太太陽光発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 19:28 UTC 版)
「コスモパーク加太」の記事における「コスモパーク加太太陽光発電所」の解説
入居企業の少ない状況下で新たな動きとなったのは2012年(平成24年)7月1日に施行された再生可能エネルギーの固定価格買取制度である。これにさきがけて大規模太陽光発電所(メガソーラー)構想が持ち上がり、和歌山県によると、2011年(平成23年)7月に同制度の審議以降に20件を超える企業から問い合わせがあったという。最終的には造成地南側の企業立地に適さない28度の傾斜地に28,000 m2の太陽電池の設置用地を確保し、事業者側はトヨタタービンアンドシステムが技術提供し、ウエストホールディングスが中心となって太陽光発電に取り組むこととなり、2012年4月4日に和歌山県と事業者との調印がなされた。 その後、2012年7月に着工し、完成予定から多少遅れたものの、8月末に長さ750m、高さ50mに8316枚の太陽電池を配置し、最大出力2MWの発電能力を有する発電施設が完成。和歌山県初の大規模太陽光発電所として9月20日から関西電力への売電事業を開始した。年間の予想発電量は227万kWhで、これは一般家庭約630世帯分に相当する。
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