ゲージ‐ボソン【gauge boson】
読み方:げーじぼそん
ゲージ粒子
(ゲージ・ボソン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 23:12 UTC 版)
ゲージ粒子(ゲージりゅうし、gauge boson)とは、素粒子物理学において、ゲージ相互作用を媒介するボース粒子の総称である。 特にその相互作用がゲージ理論で記述されている素粒子間において、(仮想粒子として)ゲージ粒子の交換により力が生じる。 標準模型においては、電磁相互作用を媒介する光子、弱い相互作用を伝えるウィークボソン、強い相互作用を伝えるグルーオンの3種類がある。 また重力相互作用もゲージ理論で記述されていると考えられており、これを伝える重力子がある。
- 1 ゲージ粒子とは
- 2 ゲージ粒子の概要
- 3 関連項目
ゲージボソン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 04:16 UTC 版)
SU(5) の次元は24であり、対応する24個のゲージ場が存在する。ゲージ対称性が破れると、ゲージ場は次のように分かれる。 24 → ( 8 , 1 ) 0 + ( 1 , 3 ) 0 + ( 1 , 1 ) 0 + ( 3 , 2 ) − 5 / 6 + ( 3 ¯ , 2 ) + 5 / 6 {\displaystyle \mathbf {24} \to (\mathbf {8} ,\mathbf {1} )_{0}+(\mathbf {1} ,\mathbf {3} )_{0}+(\mathbf {1} ,\mathbf {1} )_{0}+(\mathbf {3} ,\mathbf {2} )_{-5/6}+({\overline {\mathbf {3} }},\mathbf {2} )_{+5/6}} (8,1)0 は SU(3)c に対応する8個のグルーオン、(1,3)0 は SU(2)L に、(1,1)0 は U(1)Y に対応するゲージ場である。(3,2)-5/6 と ( 3 ¯ , 2 ) + 5 / 6 {\displaystyle ({\overline {\mathbf {3} }},\mathbf {2} )_{+5/6}} はSU(5)GUTにおいて新たに導入されるゲージ場で、両者は互いに反粒子の関係にある。電弱対称性が破れるスケールでは、XボソンとYボソンと呼ばれる。
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