ケムニッツ交通発足後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/27 15:53 UTC 版)
「ケムニッツ市電」の記事における「ケムニッツ交通発足後」の解説
ベルリンの壁崩壊以降、ドイツ再統一までの経済体制の激変の中、ケムニッツ市電の運営組織もそれまでの国営人民公社から市が私営企業へ転換される事となり、1990年6月26日に公共交通機関を運営するケムニッツ交通(ChemnitzerVerkehrs-AG、CVAG)が発足した。発足後、輸送需要の減少に伴い余剰となった車両の廃車が発生した一方で、残された車両については大規模な近代化工事が行われるようになった。また、1993年には超低床電車のバリオバーンの試作車が導入され、1998年から本格的な量産が始まりタトラT3の置き換えが進んだ。また、1995年にはバリオバーンの修繕にも適した最新の機器を導入した車庫の増設が実施されている。 超低床電車のバリオバーン(2003年撮影) タトラT3の一部車両は更新が行われた(2013年撮影)
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