グロスター_(軽巡洋艦・初代)とは? わかりやすく解説

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グロスター (軽巡洋艦・初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/09 16:18 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1909年4月15日
進水 1909年10月28日
就役 1910年10月
退役
その後 1921年5月9日にスクラップとして売却
除籍
性能諸元
排水量 4,800トン
全長 453 ft (138 m)
全幅 47 ft (14 m)
吃水 15.5 ft (4.7 m)
機関 パーソンズ式蒸気タービン、4軸推進、
ヤーロウ缶12基、22,000hp
最大速 25ノット (46 km/h)
乗員 411名
兵装 6インチ砲2門、
4インチ砲10門、
3インチ砲1門、
3ポンド砲4門、
機銃4基、
18インチ魚雷発射管2門

グロスター (HMS Gloucester) は、イギリス海軍タウン級軽巡洋艦。艦名はイングランド南部の都市グロスターに因む。

艦歴

グロスターは1909年4月15日にグラスゴーのウィリアム・ビアードモア・アンド・カンパニーで起工した。1909年10月28日に進水し、1910年10月に就役した。

就役後は地中海の第2軽巡洋艦戦隊に配属され、1914年8月にゲーベン追跡戦に参加した。この戦闘でグロスターにはアーチボルド・バークレー・ミルン提督が座乗し、軽巡洋艦ブレスラウ (SMS Breslau) に対して水線付近に1発の直撃弾を与えた。しかしながらブレスラウの逃走を防ぐことはできなかった。その後グロスターはアフリカ西岸においてドイツ艦の探索任務に就いた。1915年2月にグランドフリートの第3軽巡洋艦戦隊に配属される。1916年4月にはイースター蜂起が起こり、グロスターはアイルランドゴールウェイに対して砲撃を行った。

1916年5月31日および6月1日、グロスターはユトランド沖海戦に参加した。その後第2軽巡洋艦戦隊に転属となる。地中海での活動後、1916年12月にアドリア海の第8軽巡洋艦戦隊に配属となる。グロスターは第一次世界大戦を生き残り、1921年5月9日にスクラップとして売却された。

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