グレカーレ (フリゲート)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 04:00 UTC 版)
グレカーレ | |
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基本情報 | |
建造所 | リウーニティ造船 ムッジャーノ造船所 |
運用者 | ![]() |
艦種 | フリゲート |
級名 | マエストラーレ級 |
モットー | Venti impetu(暴風) |
艦歴 | |
発注 | 1976年 |
進水 | 1981年9月12日 |
就役 | 1983年2月5日 |
退役 | 2025年4月1日[1] |
要目 | |
排水量 | 基準 2,500t 満載 3,040t |
全長 | 122.7m |
最大幅 | 12.9m |
吃水 | 4.6m |
機関 | CODOG方式、2軸推進 GE=フィアット LM2500 × 2基(50,000HP) GMT BL-230-20-DVMディーゼルエンジン × 2基(10,146HP) |
速力 | 最大速 31ノット |
乗員 | 225名 |
兵装 | 54口径127mm単装砲 × 1基 CIWS 40mm2連装砲 × 2基 アスピーデアルバトロス・ミサイル8連装発射機 × 1基 テセオSSM単装発射筒 × 4基 A-184魚雷3連装発射管 × 2基 |
搭載機 | AB-212 ASW × 2機 |
グレカーレ(イタリア語: Grecale, F 571)は、イタリア海軍のマエストラーレ級フリゲート2番艦。艦名は北東からの強風を意味するイタリア語に由来する。同級艦では本艦のみがリヴァ・トリゴソ造船所で建造されなかった。
艦歴
「グレカーレ」は、リウーニティ造船ムッジャーノ造船所で建造され、1981年9月12日に進水、1983年2月5日に就役する。
近年は不朽の自由作戦およびアクティブ・エンデバー作戦に参加しインド洋に展開している。インド洋では海上自衛隊から洋上補給も受けている[2]。地中海方面でのアクティブ・エンデバー作戦中の2007年5月から1ヶ月間はエーゲ海で行動し、その後トルコギョクチェアダに寄港する。6月初頭は黒海に入りルーマニア海軍とブルガリア海軍と合同訓練を実施した。
2025年4月1日、イタリア海軍から退役[1]。マエストラーレ級としては最後の艦であった[1]。
脚注
- ^ a b c Kate Tringham (2025年4月9日). “Final Italian Maestrale-class frigate in active service retires”. janes.com. 2025年4月10日閲覧。
- ^ 防衛省 給油相手国艦艇名一覧表(PDF)
外部リンク
- NAVE GRECALE F 571海軍公式ページ
関連項目
- グレカーレ_(フリゲート)のページへのリンク