グリーンタイヤ
(1)タイヤの製造過程におけるタイヤの原形で、加硫前の生タイヤのこと。生タイヤはカーカス、ベルト、トレッド、ビードなどの部品を成型機で組み立てたもの。生タイヤはその後、金型で加熱、加硫され、表面の造形をされて仕上がっていく、(2)ミシュランの環境対応型タイヤの商標で、1991年に発表された。ミシュランによると、転がり抵抗の低減によりガソリン消費を節約できることから、二酸化炭素の削減、オゾン層の保護に貢献するとして省資源、環境保全をうたっている。ヒステリシスロスの小さいコンパウンドの採用などにより、ウエット性能など、ほかの性能を犠牲にすることなく、転がり抵抗の低減をはかったとされている。
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