グラハム・ヒル(イギリス)
24歳まで運転免許すらもっていなかったが、チャップマンと知り合い、ロータスのメカニックとなる。その後レーシングドライバーとしてデビューする切っかけをつかんだ。1956年にロータス11でデビュー、57年にさまざまなマシンをドライブしたが、58年には古巣のロータスにドライバーとして参画、モナコGPでロータスとともにF1デビュー。60年にはBRMに移籍したが、このころから頭角を現すようになり、開幕戦のアルゼンチンGPで予選3位、第3戦のオランダGPでは3位表彰台をゲット。彼が得意としたモナコGPで、63~65年、そして68~69年と通算5勝をあげた。74年には自らチームを興したが、翌75年シーズン終了後、飛行機事故で生涯を終えた。F1で2度のチャンピオン(62年、68年)、そしてルマンとインディ500を制した男として知られる。なお、彼のヘルメットの模様はロンドン・ローイング・クラブでボートを漕いでいた当時の8本のオールをイメージしたデザイン。
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