グラウとは? わかりやすく解説

グラウ

名前 Grau; Gral

ロドリーゴ・グラウ

(グラウ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 05:26 UTC 版)

ロドリーゴ・グラウ
名前
愛称 ロド
ラテン文字 Rodrigo GRAL
基本情報
国籍 ブラジル
生年月日 (1977-02-21) 1977年2月21日(47歳)
出身地 シャペコポルトガル語版
身長 176cm
体重 70kg
選手情報
ポジション FW
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1995-2001 グレミオFBPA 49 (4)
1998 ECジュベントゥージ (loan) 10 (4)
2000 CRフラメンゴ (loan) 3 (0)
2001 スポルチ・レシフェ (loan) 32 (16)
2002-2005 ジュビロ磐田 69 (38)
2005 横浜F・マリノス 17 (5)
2006 大宮アルディージャ 11 (5)
2006-2008 アル・ホールSC
2008-2009 アル・サッド
2010 ECバイーア 22 (8)
2011 サンタクルスFC 7 (1)
2012 ブルネイDPMM FC 11 (4)
2012 エルシリオ・ルスFC
2012-2014 シャペコエンセ 7 (2)
2014 CAジュベントスポルトガル語版
2015 SEガマ
2015 コンコールジアFCポルトガル語版
2015 SCコリンシャンズUSAポルトガル語版
2016 ECサン・ジョゼ
2016 FCデュースランデンマーク語版 3 (5)
2017 オペラリオ-MS
2017 ECイグレジーニャポルトガル語版
2018 オペラリオ-MS
通算 241 (92)
代表歴
1999  ブラジルU-20
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ロドリーゴ・グラウ(Rodrigo Gral, 1977年2月21日 - )は、ブラジルサンタカタリーナ州出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはフォワード

経歴

ブラジル南部・サンタカタリーナ州出身。地元の名門グレミオに入団し、若手のFWとして期待され、レンタルなどで様々のクラブで経験を積む。

2002年に磐田に加入、初年度は怪我での長期離脱により、3月17日のコンサドーレ札幌戦での初ゴールのみに終わるが[1]、翌2003年には21得点を挙げ、戦力低下が噂された磐田の上位進出の原動力として活躍した。同年に行われた第83回天皇杯全日本サッカー選手権大会でも、決勝のセレッソ大阪戦での決勝点を含む6得点をマークし、磐田の優勝に大きく貢献した[2]

2004年以降は脚の怪我などが元で運動量が低下、次第に出場機会を失い2005年夏に横浜F・マリノスへ完全移籍。翌2006年には横浜が所有権を持ったまま大宮アルディージャに期限付移籍した。大宮ではFWの主軸の一人として活躍するものの、7月31日に期限を延長せずに退団した。Jリーグでは通算90試合45ゴールの成績を残した[1]

2006年からカタールリーグアル・ホールSCでプレー。その後、アル・サッドへ移籍し、2009年2月に退団。3シーズンを過ごしたカタールリーグを去った。

2020年1月29日、ポルトガルポルティモネンセSCの国際地域担当ディレクターに就任[3]

エピソード

  • ロナウジーニョの10代の頃よりむしろ20代の頃の親友としても有名。ジュビロ磐田時代はブラジル代表として静岡でキャンプを張っていた彼を激励しに訪れ、FCバルセロナと親善試合を行った際は試合後スパイクを交換し旧交を温めた。
  • 磐田入団直前に年齢詐称が発覚したため、一時は来日が危ぶまれた。ブラジルでは珍しい話ではないが、生年を1979年と称している書類があり、1999年のワールドユースにも選ばれていた。
  • 弟のラファエル・グラウもサッカー選手で、ジュビロ磐田、サガン鳥栖の入団テストを受けたが契約には至らなかった。
  • 長髪を束ねるため、チームカラーのヘアバンドをしてプレイすることが多い。
  • 得点時にはユニフォームをたくし上げメッセージ入りTシャツを披露する、頭から被り物をするなどのパフォーマンスを好んで行う。そのルーツはグレミオ在籍時代にゴム製のニワトリのおもちゃをゴール時に出したところからスタートする。ブラジル時代はクラブマスコットのぬいぐるみを被り、日本でクラブのフラッグを出したり子供の日に鯉のぼりを出してみせたこともある。

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯 オープン杯 期間通算
1995 グレミオ 1 0
1996 4 0
1997 11 0
1998 ジュベントゥージ 19 5
1999 グレミオ 10 0
2000 フラメンゴ
2001 スポルチ
2001 グレミオ 13 1
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2002 磐田 8 J1 9 1 5 0 0 0 14 1
2003 29 21 10 5 4 6 43 32
2004 26 16 5 1 5 1 36 18
2005 5 0 - - 5 0
横浜FM 19 14 5 2 0 1 0 17 5
2006 大宮 33 7 2 4 3 - 11 5
カタール リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2006 アル・ホール カタールリーグ
2007
2008
2009 アル・サッド
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯 オープン杯 期間通算
2010 バイーア セリエB
通算 ブラジル
日本 J1 90 45 26 9 10 7 126 61
カタール カタールリーグ
総通算

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2004 磐田 8 4 3
2005 磐田 8 3 2
通算 AFC 7 5

その他の国際公式戦

代表歴

出典

  1. ^ a b “グラウ”. /data.j-league. https://data.j-league.or.jp/SFIX04/?player_id=6946 17 April 2020閲覧。 
  2. ^ “好調のままシーズンを終えたグラウ”. ジェレミー・ウォーカーの A View From a Brit. (2004年1月5日). http://jeremy.footballjapan.jp/2004/01/post_18cd.html 2012年8月26日閲覧。 
  3. ^ ポルトガル語)『RODRIGO GRAL É O DIRECTOR PARA A ÁREA INTERNACIONAL』(プレスリリース)ポルティモネンセSC、2020年1月29日https://www.portimonensesad.pt/noticia.php?id=139172025年1月25日閲覧 

関連項目

外部リンク


「グラウ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グラウ」の関連用語

グラウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グラウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロドリーゴ・グラウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS