クール・ブリタニアという用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 06:01 UTC 版)
「クール・ブリタニア」の記事における「クール・ブリタニアという用語」の解説
「クール・ブリタニア」という言葉は1967年、ダダイスムの影響を受けモンティ・パイソンとも関係の深かった怪しげなコメディ・バンド、「ボンゾ・ドッグ・バンド(the Bonzo Dog Doo-Dah Band)」の曲のタイトルとして有名だが、近年の造語やその用法とはあまり関係がない。 次にこの言葉が現れるのは、米国の大手アイスクリームショップであるベン&ジェリーズが商標登録し1996年初めから販売したフレーバーの名称としてであった。 ニューズウィーク誌が1996年末、ロンドンを「地球上でもっともクールな首都」として紹介した記事が、「クール・ブリタニア」という言葉が人口に膾炙するきっかけだったと見られる。ニューズウィークの記事が出た後すぐ、1997年にはメディアや広告業界はイギリスのクールさを表現するのに「クール・ブリタニア」というフレーズを造語し、広く使われるようになった。 1997年にはヴァニティ・フェア誌はリアム・ギャラガーやパッツィ・ケンジットを表紙にして「ロンドンはまたスウィングしている!」と題したイギリス発の新しい文化を紹介する特集を掲載している。
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