クンイェの台頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 04:28 UTC 版)
世達寺を出たクンイェらは、徐羅伐へ向かうワン・リュン一行について行く。その途上、山賊に襲われるも、クンイェらの奮戦と、出迎えにきたキョンフォンの援軍でこれを退ける。徐羅伐についたあと、クンイェはキム・ウィホン邸を訪ねる。キム・ウィホンは徐羅伐に留まるよう勧めるが、クンイェはこれを断った。このとき、キム・ウィホンの妻より、自分の母が生きていることを知らされる。徐羅伐を去ったクンイェは、母がいる竹州に向かった。竹州で盗賊を撃退し、シンフォン、ウォンフェと出会う。七長寺の住職をしていた母に出会うが、母はクンイェに素っ気無く接した。過去にとらわれて自分の進む道を失わないようにとの母の考えだった。 七長寺を去ったクンイェらは、シンフォン、ウォンフェの勧めで竹州の豪族キフォンのもとへ身を寄せる。ここでクンイェらは傷病者の治療にあたった。キフォンはクンイェらを戦いに連れていったが、ここでクンイェは老人・幼子を容赦なく殺害するキフォンに失望する。キフォンは北原の豪族ヤンギルとの戦いを考える。ヤンギルとの実力差を考えず、戦おうとするキフォンに危うさを感じたシンフォン、ウォンフェは、日頃のキフォンの悪行にも耐えかねてキフォンを暗殺する。クンイェはシンフォンらの勧めにより、キフォンの後を継いで竹州を治めることになった。 クンイェはヤンギルに降伏する。周囲は反対したが、狭い竹州に満足せず広い場所に出るための選択だった。ヤンギルはクンイェを気に入り、自身の娘ミヒャンを嫁がせた。クンイェは僧侶だからと断るが、強引に娶された形となった。クンイェは石南寺に派遣される。
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