クロラムフェニコールとは? わかりやすく解説

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クロラムフェニコール [Chloramphenicol]

 クロロマイセチンともよばれ、放線菌1種Streptomyces venezuelaeが産生する抗生物質である。グラム陽性菌グラム陰性菌リケッチア一部ウイルスなど広範囲微生物に有効である。天然物としてはまれな塩素ニトロ基をもった構造で、現在は合成法製造されている。この抗生物質細菌リボゾーム結合してタンパク質生合成阻害する副作用として造血臓器障害悪性貧血がおきることなどから、現在は医薬としてはあまり用いられていない。なお、クロラムフェニコールのニトロ基(NO2)をスルフメチル基(S02CH3)に置換したチアムフェニコールがある。




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