クロヒカゲモドキとは? わかりやすく解説

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擬黒日陰蝶

読み方:クロヒカゲモドキ(kurohikagemodoki)

ジャノメチョウ科の昆虫

学名 Lethe marginalis


クロヒカゲモドキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 22:17 UTC 版)

クロヒカゲモドキ
大阪府産♂
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目(チョウ目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科 : ジャノメチョウ亜科 Satyrinae
: ジャノメチョウ族 Satyrini
: ヒカゲチョウ属 Lethe[1]
: クロヒカゲモドキ L. marginalis
学名
Lethe marginalis
(Motschulsky,1860)
和名
クロヒカゲモドキ
(黒日陰擬/擬黒日陰)
英名
w:The Marginalis Treebrown

クロヒカゲモドキ(黒日陰擬/擬黒日陰 Lethe marginalis)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されるチョウのひとつ。

概要

ヒカゲチョウグループの古形遺存種とされる。同属のクロヒカゲと非常によく似かよっているが、本種は全体的にやや大きく、翅外縁がさらに丸みを帯び、前翅裏の先端部にある眼状紋は3つ(クロヒカゲ・ヒカゲは2つ)である点で区別可能。

タケ科をメインの食草とするクロヒカゲ・ヒカゲと違い、食草はアシボソ・チヂミザサ・サイドガヤススキ・オオアブラススキなどのイネ科植物。卵は葉の裏に1個から数個産みつけられる。越態は4~5齢幼虫

分布

本州中部以南・四国九州の内陸部に分布するが、分布域は不連続である。九州の個体群は絶滅が危惧されている。

国外ではロシア極東・中国朝鮮半島

保全状況評価

クロヒカゲモドキ Lethe marginalis

2007年の環境省レッドリストでは絶滅危惧II類であったが、2012年には絶滅危惧IB類に指定された。

関連項目

脚注

参考文献



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